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分子栄養学のカウンセラー・アドバイザーになりたい! 資格が取れる講座や試験はある? 実際に分子栄養学を仕事にしている人が解説

健康意識の高まりにつれ、インターネットやSNSでは「分子栄養学」に関する情報発信が増えてきました。発信されている情報の中には、「栄養で病気が治る」「食事を変えれば体調が良くなる」等の情報も多く発信されています。

このような情報から、「私も薬に頼らず栄養や食事だけで病気を治したい」と思った方や、「分子栄養学を学んでカウンセラーやアドバイザーになりたい」と思った方も多いと思います。

では、分子栄養学をもっと深く学べる講座はどのようなものがあるのでしょうか? また、分子栄養学の講座を受講すれば、分子栄養学のカウンセラーやアドバイザーとして働けるようになるのでしょうか?

今回は、実際に分子栄養学を仕事としている筆者がオススメする分子栄養学の講座についてと、講座を受けたら分子栄養学のカウンセラー、アドバイザーとして働けるかどうかについて解説します。

ナンナン

ねぇねぇ、分子栄養学を学びたいんだけど、何か良い講座無いかなぁ❓

はる かおる

分子栄養学を学びたいの❓オススメの講座はあるけど・・・いきなりどうして❓

ナンナン

えっと、分子栄養学を学んだら分子栄養学のカウンセラーやアドバイザーになれるかなと思って💦

はる かおる

なるほど・・・、なんか最近は分子栄養学を仕事にしたいって人が多いんだよね。じゃあ、実際に仕事にしている僕が、オススメの講座をいくつか教えてあげるよ

目次

分子栄養学とは?

まず、分子栄養学についてあまりご存じない方のために、分子栄養学について少し触れておきます。分子栄養学は分子整合栄養医学(ぶんしせいごうえいよういがく)とも言い、食物から摂取した栄養素や食品成分が、体内でどのように働くかを分子レベルで解明する学問のことです。

分子整合栄養医学は、20世紀後半に北米で活躍した2名の科学者、ライナス・ポーリング博士(1901-1994 年)とエイブラム・ホッファー博士(1917- 2009 年)により確立されました。

分子整合栄養医学は、20世紀後半に北米で活躍した2名の科学者、ライナスポーリング博士とエイブラムホッファー博士により確立された

現代の医学や医療は、病気を予防したり治療を行うことが目的なのに対し、分子整合栄養医学では、私たちの身体がもつ本来の力を最大限に引き出し、オプティマムヘルス(単に病気を予防するだけに限らず、心身ともに最高・最善の健康状態)の実現を目指す事が最大の目的です。

分子整合栄養医学は、生体内の分子を整えて生体機能を向上させる学問。分子整合栄養医学は、分子栄養学やオーソモレキュラー療法とも呼ばれている。

分子整合栄養医学は、人によって分子栄養学(ぶんしえいようがく)やオーソモレキュラー療法、オーソモレキュラーニュートリション、栄養療法などと呼ばれることもありますが、基本的にどれも同じものを指しています。

これら言葉の利用傾向としては、基礎理論である座学に対して分子栄養学や分子整合栄養医学などと呼ぶことが多く、対してクリニック等で提供している分子整合栄養医学を元にしたサービスに対しては、オーソモレキュラー療法や栄養療法と呼ばれる傾向にある印象です。

このサイトでも、わかりやすく解説するために分子整合栄養医学の基礎理論を解説する場面においては「分子栄養学」とし、クリニックで提供されている分子整合栄養医学を元にしたサービスを解説する場面においては「オーソモレキュラー療法」という表現を用いています。

分子栄養学では、その人の足りない栄養を補うために食事やサプリメントを使って栄養素を補っていくことが基本です。そのため、分子栄養学というと、「足りない栄養素をサプリメントで補う療法」とか、「薬の代わりにサプリメントを使って病気を治す療法」などと思われていることが多くあります。

または、「食事を改善して必要な栄養を摂取し、サプリメントを使わずに体調を整える療法」と思っている方も多いかも知れません。

しかし、これらは典型的な分子栄養学の間違った認識です。分子栄養学は、単に足りない栄養素を食事やサプリメントで補う療法ではありません。

正しい分子栄養学では、生体内の乱れた分子(栄養素)を整えるために、消化管である口、胃、小腸や大腸、胆のうなどの状態や、酵素の量、働き、ホルモンや自律神経など身体の代謝全般と、個人個人の状態や病態を考慮した栄養補給を行います。

そして、この乱れた分子(栄養素)を整えるために、個人個人、必要な栄養素の量を補給することで、細胞の働きを本来あるべき状態に整え、病態の改善や予防、オプティマムヘルス(心身ともに最高・最善の健康状態)を目指すのが分子栄養学です。

分子栄養学の基礎をすべて解説していると長くなってしまいますので、更に具体的に分子栄養学について知りたい方は、是非下記の記事を参考にして下さい。

ナンナン

えっ❗分子栄養学って、その人に足りない栄養素をアドバイスするものじゃ無いの❓❓

はる かおる

いやいや、分子栄養学は単に足りない栄養素を補うだけの療法じゃないよ。このあたりの認識が間違っていると分子栄養学の講座内容も深く理解できないから、分子栄養学については事前によく知っておくようにしてね

分子栄養学の資格が取れる講座や学べる講座はある?

では、分子栄養学について学べる講座や、資格が取れる講座にはどのようなものがあるのでしょうか?

分子栄養学の資格が取れる講座はいくつかありますが、代表的な講座としては特定非営利活動法人オーソモレキュラー分子栄養医学協会が主催するオーソモレキュラー・ニュートリション・エキスパート養成講座(ONE)や、オーソモレキュラー・ニュートリション・プロフェッショナル養成講座(ONP)、同じく特定非営利活動法人オーソモレキュラー分子栄養医学協会が主催する「オーソモレキュラー分子栄養医学 基礎講座」や「オーソモレキュラー分子栄養医学 基礎化学講座」などがあります。

オーソモレキュラー・ニュートリション・エキスパート養成講座(ONE)

講座情報
講座名オーソモレキュラー・ニュートリション・エキスパート(ONE)養成講座
主催・運営特定非営利活動法人オーソモレキュラー分子栄養医学協会
難易度初〜中級
値段154,000円(税込・テキスト代込)※第13期募集時点 ※要別途賛助会員費
対象者一般向け
受講方法公式サイトから申し込み
講座情報

オーソモレキュラー・ニュートリション・プロフェッショナル養成講座(ONP)

講座情報
講座名オーソモレキュラー・ニュートリション・プロフェッショナル(ONP)養成講座
主催・運営特定非営利活動法人オーソモレキュラー分子栄養医学協会
難易度初〜中級
値段297,000円(税込・テキスト代込)※第16期募集時点 ※要別途賛助会員費
対象者看護師、管理栄養士、鍼灸師、柔道整復師、薬剤師、保健師、
歯科衛生士、臨床検査技師、助産師など、医療に従事する有資格者
受講方法公式サイトから申し込み
講座情報

オーソモレキュラー分子栄養医学 基礎講座(旧金子塾基礎編・応用編)

講座情報
講座名オーソモレキュラー分子栄養医学 基礎講座
主催・運営特定非営利活動法人オーソモレキュラー分子栄養医学協会
難易度初〜上級
値段未定
対象者一般向け
受講方法公式サイトから申し込み
講座情報

特定非営利活動法人オーソモレキュラー分子栄養医学協会が主催するオーソモレキュラー・ニュートリション・エキスパート養成講座(ONE)は、主に医師や看護師など国家資格保有者以外を対象とした講座で、受講期間終了時の試験に合格すると認定証が発行されます。

また、医師や国家資格保有者を対象としたオーソモレキュラー・ニュートリション・プロフェッショナル養成講座(ONP)もあり、こちらは血液データの読み方などより実践的な内容が学べる講座となっています。ONPもONEと同じく、受講期間終了時の試験に合格すると認定証が発行されます。

どちらも試験がありますが、試験はZOOMなどのオンラインで行われ、講義の際の資料やご自身でまとめた勉強ノート、PCなどを何でも利用可能となっています。ゆえに、どちらも合格率は高く、実施回にもよりますが9割以上の方が合格していると言われています。

一方、同じく特定非営利活動法人オーソモレキュラー分子栄養医学協会が主催する「オーソモレキュラー分子栄養医学 基礎講座」は、主に分子栄養学の基礎を学ぶことを目的とし、テキストと動画で学びます。学び終わった後の修了試験などは無く、受講者全員に修了証が授与されます。こちらは、あくまで受講したことを証明するためのものです。これら講座や試験を受けて授与される認定証や修了証はあくまで民間資格であり、国家資格ではありません。

そのため、これら認定証や修了証は、国家資格のように一定以上の知識を有する証明にはならない点に注意が必要です。

分子栄養学の資格は、すべて民間資格
・試験はカンニングOKで、ほぼ全員が合格できる難易度
・一部講座は受講料が高額

ナンナン

えっ、分子栄養学の資格って、管理栄養士みたいな国家資格じゃないの❓❓

はる かおる

うん、分子栄養学の講座で取得できる修了証や認定証はあくまで民間資格であって、国家資格ではないんだ。

ナンナン

そっかぁ・・・でも、カウンセラーやアドバイザーになるためなら資格は必要だよね❓

はる かおる

いやいや、特に必須ではないよ。必要なのは資格よりも、実践で使える知識と経験、それと活動できる場だね

分子栄養学の講座を受けるなら、どれがいい?

では、様々ある中で分子栄養学の講座を受講するなら、どれを選ぶのが良いのでしょうか?

先ほども解説したように、分子栄養学が学べる講座はいくつかの種類が分かれています。これらはそれぞれ対象者や受講料などが異なり、教えている内容にも違いが見受けられます。

例えば、オーソモレキュラー・ニュートリション・プロフェッショナル養成講座(ONP)では、看護師、管理栄養士など国家資格を保有する有資格者を対象とし、血液検査データの読み方などを学ぶことが出来ます。

一方のオーソモレキュラー・ニュートリション・エキスパート養成講座(ONE)では、血液検査データの読み方などを省き、国家資格の無い一般の方でも分子栄養学が学べる内容になっています。

これら分子栄養学の講座は、元々分子栄養学研究所の「金子塾」が元になって作られたものです。現在は特定非営利活動法人オーソモレキュラー分子栄養医学協会に統合され、「オーソモレキュラー分子栄養医学 基礎講座」として提供されています。

この金子塾の具体的な経緯としては、日本で最初に分子栄養学に基づく血液検査セットを考案した故金子雅俊先生が創設した分子栄養学の講座が始まりとなります。これらを学んだ溝口徹医師と宮澤賢史医師がそれぞれ独立し、それぞれが独自の考えに基づく分子栄養学の講座を開きました。

現在では、故金子雅俊先生の後を継いだご子息の金子俊之先生が特定非営利活動法人オーソモレキュラー分子栄養医学協会代表理事、講師を務めています。

このことから、分子栄養学の基礎を本格的に学びたいなら、「オーソモレキュラー分子栄養医学 基礎講座」、看護師、管理栄養士など国家資格を保有していて、分子栄養学を仕事にしたい方はオーソモレキュラー・ニュートリション・プロフェッショナル養成講座(ONP)、国家資格は持っていないけど、分子栄養学を学びたい、仕事に活かしたい方は、オーソモレキュラー・ニュートリション・エキスパート養成講座(ONE)がオススメです。

ナンナン

えっ、色々ある分子栄養学の講座は、金子塾が元だったの❗❓

はる かおる

そうだよ。分子栄養学界隈で有名な溝口徹先生や宮澤 賢史先生も、元々は故金子雅俊先生の元で学んで独立したんだ。だから、分子栄養学を学ぶなら大元の金子先生から学ぶのがオススメだよ。

分子栄養学を学べるオススメの講座

ここからは、分子栄養学が学べる「オーソモレキュラー分子栄養医学 基礎講座」や、その他の講座についてご紹介します。「オーソモレキュラー分子栄養医学 基礎講座」や、「ONE」「ONP」は、それぞれ分子栄養学に精通した医師などが講師を務めており、内容も本格的です。入門としてまず学びたい方は、分子栄養学の基礎理論が学べるオーソモレキュラー分子栄養医学 基礎講座がオススメです。

オーソモレキュラー分子栄養医学 基礎講座(旧金子塾基礎編)

オーソモレキュラー分子栄養医学 基礎講座は、主に栄養素の基本や働きについて学ぶことが出来る分子栄養学の基礎講座です。テキストは上巻・下巻と分かれており、そのボリュームは圧巻。テキストだけで無くオンデマンド配信の解説動画を見ながら分子栄養学の基礎について学ぶことが出来ます。

ただし、動画の配信には期限があり、視聴可能期間は4ヶ月です。視聴期間終了後は、すべての方に修了証が発行されます。その後一年以内に再受講したい場合は、一ヶ月あたり1万円で再受講することが可能です。

内容は専門的で初級から上級の方まで対応。これから分子栄養学を学びたいすべての方にオススメの内容となっています。

講座情報
講座名オーソモレキュラー分子栄養医学 基礎講座
難易度初〜上級
値段未定(税込、テキスト代込み)
受講方法公式サイトから申し込み
講座情報
ポイント評価
ボリューム
読みやすさ
分かりやすさ
値段
オススメポイント
オーソモレキュラー分子栄養医学 基礎講座(旧金子塾基礎編)
総合評価
( 4 )
メリット
  • このボリュームでこの値段は破格
  • 分子栄養学の基礎についてかなり詳しく学べる
  • 動画配信があるので解説を聞きながら学べる
  • 受講期間終了後も、テキストは辞書引きとしてずっと使える
  • 初級〜上級の方まで学べる内容
  • 動画配信なので自宅で気軽に学べる
  • 受講終了後は、修了証が貰える(テストや試験などは無し)
デメリット
  • 化学が苦手な方には基礎講座でも難しい
  • 受講期間終了後の再受講には別料金が必要
  • ボリュームが多いため、短期間ですべてを理解するのは難しい
  • テストや試験がないため、ちゃんと知識として得られたか判断出来ない
  • あくまで基礎講座なので、これだけで分子栄養学のすべてを理解することは出来ない
  • 動画配信という特性上、学ぶためにはある程度自己管理や時間管理が必要

分子栄養学の基礎を学ぶならコレ! 分子栄養学基礎講座の決定版

まず最初にご紹介するのは、分子栄養学の基礎が学べるオーソモレキュラー分子栄養医学 基礎講座です。オーソモレキュラー分子栄養医学 基礎講座では、分子栄養学の理解に必要な細胞の働きから、タンパク質、ビタミン、ミネラル、脂質など、栄養素の働きについて一通り学ぶことが出来ます。

テキストのボリュームも多く、この内容とボリュームで受講料はお値打ちです。他にもある分子栄養学の講座の中でトップクラスの安さです。内容もしっかりしており、これから分子栄養学を本格的に学びたいという方には、自信を持ってオススメできる内容と値段になっています。

ただし、今まで全く分子栄養学について触れたことが無い方が、いきなりこの講座を受けるのはハードルが高め。テキストでは酵素の名前や化学反応など専門用語が多用されていることから、事前知識としてある程度の専門用語や身体の機能について理解していることが必要です。

そのため、今まで身体の仕組みや分子栄養学について全く触れてこなかった方が、いきなりオーソモレキュラー分子栄養医学 基礎講座からスタートしてしまうと、相当難しく感じるかと思います。逆に、今まで分子栄養学に関する本を読んでいた方や、オーソモレキュラー療法を実践している方など、分子栄養学を既に触れている方であれば、ある程度理解できる内容となっています。

具体的にオススメできる人としては、

  • 現在オーソモレキュラー療法を実践中の方
  • ケンビックスで開かれている講演会や勉強会に毎回参加している方
  • やさしい分子栄養学の本など、分子栄養学に関する本を一通り読んでいる方
  • 化学や生物学、栄養学が好きな方
  • 医師や看護師、管理栄養士など人体や栄養についてある程度の知識がある方

などです。

動画解説もあるので、視聴期間中であれば何度でも繰り返し視聴が出来ます。学ぶ時間を作ってマイペースで学べる方には最適な講座です。

また、受講期間終了後についてですが、オーソモレキュラー分子栄養医学 基礎講座は資格取得の講座では無いため、試験やテストなどはありません。その代わり、受講期間が終了した後には、すべての方に修了証が送られます。

この修了証は、オーソモレキュラー分子栄養医学 基礎講座の受講が修了したことを示すためのものです。国家資格のように一定以上の知識を証明するためのものでは無い点に注意して下さい。あくまで分子栄養学についてもっと学びたい方や、理解を深めたい方にオススメの講座となっています。

はる かおる

オーソモレキュラー分子栄養医学 基礎講座は、これから本格的に分子栄養学を学びたい方にオススメの講座となっているよ。テキストは一生使えるレベルの内容で、ボリュームもしっかり。この内容でこの値段は早くの安さだね。ただし、今まで化学や生物学、分子栄養学に触れてこなかった方がいきなり受講するのは難易度が高いから注意してね。

オーソモレキュラー分子栄養医学 基礎化学講座(旧分子栄養学を学ぶための基礎化学講座)

オーソモレキュラー分子栄養医学 基礎化学講座は、その名の通り基礎化学が学べる講座です。分子栄養学なのに基礎化学?と思われるかも知れませんが、分子栄養学を学ぶためには基礎化学に関する知識も必要です。

講座は他の講座と同じくオンデマンド配信での受講。上述した基礎編と比べてテキストのボリュームは少なく、価格も控えめとなっています。基礎編や応用編と異なり、オーソモレキュラー分子栄養医学 基礎化学講座では修了証は発行されません。

あくまで分子栄養学を更に深く理解するために必要な基礎化学を学ぶ講座となっています。

講座情報
講座名オーソモレキュラー分子栄養医学 基礎化学講座
難易度初〜上級
値段未定
受講方法公式サイトから申し込み
講座情報
ポイント評価
ボリューム
読みやすさ
分かりやすさ
値段
オススメポイント
分子栄養学を学ぶための基礎化学講座(旧分子栄養学を学ぶための基礎化学講座)
総合評価
( 3.5 )
メリット
  • 分子栄養学の基礎講座だけでは学べない、化学に関する基礎が学べる
  • 基礎化学を学ぶことによって、更に分子栄養学を深く理解することが可能
  • 基礎編などに比べ、値段が安価
  • テキストは辞書引きとしてもずっと使える内容
デメリット
  • 化学になじみの無い方には難易度が高め
  • 基礎化学講座は分子栄養学の理解を補助する内容のため、基礎編や応用編とセットで受講して意味がある

人体は小さな大宇宙。人体で起こる様々な化学反応を理解することが、分子栄養学を理解する鍵です。

分子栄養学というと「栄養について学ぶ」というイメージが強いですが、実はそれだけでは不十分です。分子栄養学を深く理解するためには、基礎化学についての知識も欠かせません。

何故なら、生体内で栄養素が代謝される過程は化学反応によって行われているからです。例えば、体内ではアミノ酸を別のアミノ酸に変えるために「アミノ基転移反応」という化学反応が起こっています。この反応は、化学物質中のアミノ基(NH2基)を1つの分子から別の分子に転移させるプロセスのことです。

また、他にも、「酸化還元反応」や「エステル化」など体内では様々な化学反応が起こっています。酸化還元反応は、例えば「第一鉄」や「第二鉄」などの鉄の種類の違いや鉄吸収・代謝を理解する上で重要です。

エステル化は、例えば肝臓の状態を見る数値として「コリンエステラーゼ」という検査項目があります。このコリンエステラーゼは、コリンの酢酸エステル化合物である「アセチルコリン」を、コリンと酢酸に分解して神経伝達を終了させる働きをしています。

また、脂溶性ビタミンの一種であるビタミンA(レチノール)は、体内で貯蔵したり運搬する際に、「レチニルエステル」という「エステル化」を行って厳密に管理されています。

このような代謝を理解する上で、エステル化ってどういう化学反応なのか?が理解できていないと、説明されてもよく意味が分かりませんよね。

人体は小さな宇宙と言われるように、無数の化学反応によって栄養素を代謝したり、生命活動を行っています。分子栄養学の基礎編では栄養素の働きについては学ぶことが出来ますが、人体でどのような代謝や化学反応が起こっているかについてまでは学ぶことが出来ません。

つまり、分子栄養学を深く理解し、応用するためには基礎化学についての知識も必要です。体内で栄養素が代謝される過程を理解することは、どのような化学反応が起こっているのかを理解することでもあるのです。

オーソモレキュラー分子栄養医学 基礎化学講座は、そんな体内で起こる無数の化学反応について基礎から学べる講座です。基礎編や応用編とセットで受講することで、より分子栄養学の理解が深まる内容となっていますので、基礎編を受講される場合は是非こちらの基礎化学講座も受講してみてください。

ナンナン

な、何だかどれも難しそうだね💦
分子栄養学を学ぶのに、病態や化学についての知識も必要だとは思わなかったよ💧

はる かおる

分子栄養学をより深く理解するためには、基礎化学についての知識も必要だね。体内では無数の化学反応によって栄養素が代謝されたり生命活動が行われていることから、化学反応についての知識も必要なんだ。栄養素の基本が学べる基礎編だけを受講しても分子栄養学の理解は不十分だから、分子栄養学を学ぶときはこちらも一緒に受講するのがオススメだよ。

講座の受講が修了したら、分子栄養学のカウンセラーやアドバイザーとして働ける?

ここからは少し余談ですが、分子栄養学の講座を受けたら分子栄養学のカウンセラーやアドバイザーとして働くことが出来るかどうか?についても触れておきたいと思います。

まず結論を先に言いますが、カウンセラーやアドバイザーとして分子栄養学を仕事にすることは可能です。

例えば、分子栄養学に関わる仕事をする方法として、次のようなパターンが考えられます。

分子栄養学に関わる仕事

  • オーソモレキュラー療法を取り入れているクリニックに勤務する
  • 医師・歯科医師等が分子栄養学を学び、自身のクリニックでオーソモレキュラー療法を導入する
  • オーソモレキュラー療法を提供している会社(ケンビックスなど)に就職する
  • 生化学や有機化学者など化学者、研究者として分子栄養学の研究に携わる
  • どこにも所属せず、カウンセラー・アドバイザーとして独立し、個人事業主になる

基本的にはクリニックや会社に勤めるパターンと、個人事業主や開業医などで独立する2パターンがあります。

もしあなたが医師や開業医であれば、自身のクリニックでオーソモレキュラー療法の血液検査を導入することで分子栄養学を仕事にすることが可能です。

また、勤務医や看護師、管理栄養士の方であれば、オーソモレキュラー療法を取り入れているクリニックに勤務することで分子栄養学に関わる仕事が出来るかもしれません。他にも、オーソモレキュラー療法を提供している会社(ケンビックスなど)に就職することでも、分子栄養学に関わる仕事をすることが出来ます。

これ以外の方法としては、例えば僕のように独立して活動をしたり、カウンセラーやアドバイザーとして活動したり方法があります。これらは主に個人事業主や法人として活動を行っていく方法です。

このように分子栄養学を仕事にする方法はいくつかありますが、オススメできるのは開業医の方が自身のクリニックでオーソモレキュラー療法を導入する方法と、オーソモレキュラー療法を導入しているクリニックや会社に就職して勤務する方法の2つです。それ以外のパターンについては、基本的にはあまりオススメしていません。

なぜなら、いくら分子栄養学といえども「人の命や人生を預かる覚悟」で行う必要があるからです。分子栄養学のカウンセラーやアドバイザーというと、なんとなく「あなたにはこの栄養素が足りないからこの栄養素や食事を摂りましょう」みたいなことをアドバイスしたりカウンセリングしたりする仕事というイメージが強いかと思います。

しかし、実際にはそんな生易しい仕事ではありません。ガンの末期患者や、メンタルに不調を抱えた方、病院の治療では治らなかった方などが、藁をも掴む思いでご相談にこられます。ガンの状態によっては、1年後の生存率が50%も無いといった場合もあり、アドバイスした内容がその人の人生や生死を分ける可能性もある仕事です。

そのため、分子栄養学に関する仕事といえども、医療と同じようにそれなりに覚悟と責任感と確かな知識を持って行う必要があります。医師や看護師などの方に、仕事として分子栄養学をオススメできるのは、仕事柄既にその覚悟や責任感などが培われているためです。

分子栄養学の仕事は、それなりの覚悟を持って行う仕事です!

分子栄養学では、単に「あなたにはこの栄養素が足りないからこの栄養素や食事を摂りましょう」といった内容をアドバイスするのが仕事ではありません。

ガンの末期患者や、メンタルに不調を抱えた方、病院の治療では治らなかった方などが、藁をも掴む思いでご相談にこられます。ガンの状態によっては、1年後の生存率が50%も無いといった場合もあり、アドバイスした内容がその人の人生や生死を分ける可能性もある仕事です。

そのような方に対して、どのような分子栄養学的アプローチを行えば良いのか、本当に責任を持って言えますか?

アドバイスした内容にいかなる結果が伴っても、後悔は無いと自信を持って言えますか?

人は追い詰められるとどうしても人のせいにしてしまうものです。アドバイス通りに行って調子が上がっている時はいいものの、調子が悪くなったり病気になった途端、「あなたのせいでこの病気になった」「あなたのせいでこんなに調子が悪くなった」と手のひらを返したようにこちらが責められる場合も多くあります。

このような時でも、あなたは真摯にその方と向き合ってサポートする事が出来ますか?

また、別のパターンでは、「死にたい」などメンタルに不調を抱えた方からのご相談を頂く事もあります。場合によっては、分子栄養学を実践する以前の状態の方や、分子栄養学と全く関係ないご相談を受ける事もあります。

そのような場合でも、あなたは真摯にその方と向き合ってサポートする事が出来ますか?

分子栄養学は、単に足りない栄養素や食事のアドバイスをするだけが仕事ではありません。その方の生活習慣や背景など、様々な要因についても同時にケアすることが、時には必要です。

そのため、分子栄養学に関する仕事を行う際は、人の生き死になどセンシティブな内容に対しても適切に対応出来る能力が必要になります。このようなことは、単に「お金が稼げるから」と言った理由では到底出来るようなものでは無く、それなりの覚悟を持っていなければ出来ません。

分子栄養学を仕事にしたいと考えている方は、是非このような現実を知り、それなりの覚悟をもって目指すようにしていただきたいと思います。

逆に、今まで医療や栄養学、分子栄養学に全く触れてこなかった方が、「分子栄養学を勉強したらなんとなくお金が稼げそう」みたいな感覚で分子栄養学を仕事にするのはオススメしません。

クリニックや会社に就職するにしても、個人で独立するにしても、分子栄養学を仕事にするなら分子栄養学のエキスパートになる必要があります。これは言い換えると、この記事で紹介した講座の内容を人に分かりやすく説明出来るレベルになると言うことです。

そのくらいのレベルに達して、はじめてクリニックや会社への就職、個人での独立が視野に入ってきます。ただし、分子栄養学を仕事に出来る場はかなり限られていますので、よほど分子栄養学に精通した人でない限り、就職することも難しいでしょう。

つまり、カウンセラーやアドバイザーとして分子栄養学を仕事にすることは可能ですが、その門はかなり狭く、簡単ではありません。分子栄養学の講座を受講したからといって、確実に仕事があるとは限らないのです。

では個人で独立するのはどうかというと、こちらも相当厳しいかなと思います。個人で分子栄養学のカウンセラーやアドバイザーだと名乗ること自体は簡単ですが、それで食べていくのは相当厳しいです。何でもそうですが、独立して食べていけるようになるには、相応の努力とスキルが必要になります。

例えば、独立して働くとなった場合、分子栄養学の知識以外にも、カウンセラーとしてのスキルや知識、営業のスキルやマーケティングのスキル、情報発信のスキル、税金や法律に関する知識など、様々な知識やスキルが必要です。

特に分子栄養学を仕事とする場合、病態に関する知識やサプリメントに関する知識も欠かせません。病態や飲んでいる薬によっては、逆に摂ってはいけない栄養素などもあるからです。

また、医師免許を持っていない方が、病態を診断したり問診をしたり、サプリメントを処方したり、食事療法を行ったりすることは違法となります。そのため、医師以外の個人が分子栄養学のカウンセラーやアドバイザーとして独立しても、出来ることはかなり限られています。ほぼ何も出来ないと言ってもいいくらいです。

そのため、個人で独立して分子栄養学のカウンセラーやアドバイザーを名乗ったとしても、食べていくのは相当厳しいと言えるでしょう。

分子栄養学に関わる仕事をオススメできる人・出来ない人

オススメする人オススメしない人
分子栄養学を愛している、一生学ぶ覚悟がある
分子栄養学で命を救われた経験をしている
分子栄養学以外の知識も積極的に学ぶことが出来る
自らオーソモレキュラー療法を実践し、分子栄養学実践専用サプリメントを使って実践、継続している
ガンなど人の生死に関わる深刻な相談に対しても真摯に向かい合うことが出来る
「死にたい」などメンタル不調に関する深刻な相談に対しても真摯に向かい合うことが出来る
メンタルと精神力には自信がある
分子栄養学をよく理解し、わかりやすく説明することが出来る
きめ細やかなサポートが得意で、苦にならない
売り上げやお金に惑わされず、その人の事を第一に考えてサポートする事が出来る
決してアドバイスを強要することはせず、その人が下した判断については尊重することが出来る
なんとなく分子栄養学を仕事に出来ないかなと考えている人
収入を得る手段として分子栄養学を学ぼうとしている人
オーソモレキュラー療法の血液検査や分子栄養学実践専用サプリメントなどで、実際に分子栄養学を実践したことが無い人
特に深刻な病気を抱えた経験が無く、病態を抱えた人の状態や気持ちが分からない人
ガンなど人の生死に関わる深刻な相談を受ける事がストレスになる人
「死にたい」などメンタル不調に関する深刻な相談を受けることがストレスになる人
メンタルと精神力に自信がない人
分子栄養学をわかりやすく人に説明することが苦手な人
売り上げやお金を優先し、サポートが疎かになってしまう人
その人が下した判断を尊重できず、アドバイスしたことを行わない人には腹を立ててしまう人

物事には何事も向き不向きがあります。分子栄養学を学んだからといって、誰でも出来る仕事ではありません。特に人間関係が重要な仕事ですので、人間関係でトラブルが多い方がこの仕事を行うと高確率で何らかのトラブルが頻発し、メンタルを病んで辞める可能性が高いです。

ですので、カウンセラーやアドバイザーとして分子栄養学を仕事にすること自体は可能ですが、難易度は相当高めです。分子栄養学の講座を受けたからと言って、分子栄養学を仕事に出来るわけでは決してありませんのでご注意下さい。

高額なセミナー・間違った分子栄養学の情報に注意!

分子栄養学の注目度が高まるにつれ、分子栄養学が学べるとした高額なセミナーや、講座が増えてきています。また、これら高額なセミナーや講座を学ぶことで「分子栄養学のカウンセラーや分子栄養学のアドバイザー」になれる、「高額なお金が稼げる」といった根拠の無い悪質なセミナーや講座も多くなってきています。

この記事でもご紹介したように、分子栄養学に関する知識を付けたからと言って、必ずしも分子栄養学のカウンセラーやアドバイザーとして収入が得られるわけではありません。

このような高額なセミナーや講座が多くなっている背景としては、分子栄養学を学んだ方がカウンセラーやアドバイザーとして十分な収入が得られなかったため、代わりにセミナーや講座を開いて収入を得ているという事が考えられます。

実際、医師でも無い一般の方が個人事業主として分子栄養学のカウンセラー・アドバイザーになったとしても、法律の観点からほぼ何もすることが出来ません。しかし、学んだことを情報として提供するセミナーや講座なら、その縛りは無くなります。そのため、収入を得る手段として、高額なセミナーや講座が多くなってきていると考えられるのです。

悪質なものでは、「この講座を学ぶことによって分子栄養学のカウンセラー・アドバイザーになれる。同じように分子栄養学の講座やセミナーを開いて収入を得ることが出来る」などと思わせるようなセミナーや講座もあります。

何度も言いますが、単に分子栄養学の基礎知識を付けたからといって、必ずしも収入が得られるわけではありません。このような高額なセミナーや講座にはくれぐれもご注意下さい。

また、このようなセミナーや講座の問題点はもう一つあります。それが、間違った分子栄養学が教えられている可能性が高いという事です。

先ほども解説しましたが、高額な分子栄養学のセミナーや講座は、講師が元々何かしらの講座によって分子栄養学を学び、それを元に自分なりに解釈、まとめた情報をセミナーや講座として提供しています。

つまり、そのようなセミナーや講座では、伝言ゲームのように歪曲された講師の解釈や意図、間違った情報が含まれている可能性が高いのです。

ですので、講師のプロフィールに、例えば「認定○○取得」など、何かしらの経歴がアピールされていた場合は、その人から学ぶよりもその人が学んだ講座から学ぶ方が正確です。

加えて、インターネットやSNSが発展したことと、分子栄養学を学べるセミナーや講座が増えた事によって、これらを学んだ人達による情報発信が急激に増えてきました。

このような中で問題となってくるのが、間違った分子栄養学の情報拡散です。分子栄養学の情報の中には間違った情報や、分子栄養学をしっかり理解せずに情報発信されたもの、独自理論を組み合わせたものや、自身の経験のみで語られた客観性、エビデンスのない情報なども発信されています。酷いものでは、全く分子栄養学でも何でも無いのに分子栄養学だと語られているものもあります。

例えば、以下のような情報は間違った分子栄養学の例です。

  • メガドーズ、メガビタミン療法
  • 食事内容の改善や、特定の食材を摂取するだけで至適量の栄養が得られ、病気が改善するとしているもの
  • この不調にはこの栄養素」といったように、単に不調の症状だけを元に栄養アプローチを行うもの
  • 海外サプリメント、単に安価なサプリメントなど、安全性、有効性が確認されていないサプリメントで分子栄養学の実践をおこなっているもの
  • 前駆体では無く、活性型の栄養素を用いているもの
  • ファスティングと分子栄養学を組み合わせるなど、独自理論が組み合わされたもの
  • 薬は一切使わない、栄養療法だけで病気が治るなど極端なもの
  • 病態や不調の根本原因を調べるための検査に誘導しないなど、栄養欠損となった原因をきちんと調べずに行っているもの
  • 医師免許を持たない者が、血液検査データを扱う、サプリメントを処方する、食事指導を行うなど、医療機関を通さずに分子栄養学の指導を行っているカウンセラー など

このような情報は間違った分子栄養学であり、実践することで病態や体調が悪化するなどむしろ命に関わる危険性があります。事実、当方にもこれら誤った情報を元に実践した方からの健康被害に関するご相談も増えてきました。

このような間違った分子栄養学を学ばないためにも、分子栄養学を学ぶ際は歴史と実績がある講座や情報源を必ず選ぶようにして下さい。上述した金子塾などは「分子栄養学研究所」という歴史と実績がある組織が提供しています。

現代では個人がSNSで気軽に情報発信が出来る世の中になっています。このような時代だからこそ、間違った分子栄養学の情報や、高額なセミナー・講座にはくれぐれもご注意ください。

ナンナン

なるほど・・・、講座を受講したからと言って、簡単に分子栄養学のカウンセラーやアドバイザーになれるわけじゃ無いんだね💧

はる かおる

そうだよ。分子栄養学は、単に基礎理論を学んだだけで仕事に出来るような簡単なものじゃないんだ。時には人の命に関わるような事にも慎重に対応する必要があるから、それなりの覚悟を持って仕事にする必要があるね。

分子栄養学のカウンセラー・アドバイザーになりたい! 資格が取れる講座や試験はある? 実際に分子栄養学を仕事にしている人が解説まとめ

以上が、分子栄養学が学べるオススメの講座と、分子栄養学のカウンセラーやアドバイザーとして活動できるかについてでした。

分子栄養学は奥が深く、人体に応用するためには基礎理論以外にも疾患についてや薬についての知識、サプリメントについての知識も必要です。また、これらをより深く理解するためには、化学的な基礎知識も欠かせません。

ONEやONPでは、分子栄養学に関する基礎理論に加え、疾患に関する分子栄養学的アプローチも学べる内容になっています。更に、分子栄養学を学ぶための基礎化学の講座も用意されており、分子栄養学を学ぶ講座としては一通り揃っている形です。

分子栄養学を深く学びたい方は、是非これら講座を受講してみて下さい。初心者の方で講座の内容が理解できるかどうか不安な方は、やさしい分子栄養学など書籍から始めてみるのもオススメです。

分子栄養学については、当サイトでも無料で学べるようになっていますので、他の記事も是非ご覧下さい。

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この記事を書いた人

はる かおるのアバター はる かおる 分子栄養療法ナビゲーター

春木 敏徳(はる かおる)
分子栄養療法ナビ(このサイト)の管理人のはる かおるです。
現在は「字が書けないライター」として、正しい分子栄養学の発信と普及活動を行っています。

僕自身、発達障害の一種である「書字障害」を抱え、幼少の頃から両親からの虐待や学校でのいじめなど、数々の困難や体調不良を経験してきました。
育った環境の悪さから18歳頃からうつ病を発症し、その後10年近く精神薬での治療を行っています。また、他にも小・中・高校生時代は朝起きられず、殆ど学校にも行っていません。

今では「あれは起立性調節障害だったな」と思えるのですが、当時はそのような病気の認識は殆どありませんでした。そのため、非常に風当たりの強い中、幼少時代を過ごしてきています。

また、幼少期から続く極度の栄養失調により、低血糖症や甲状腺機能低下症、SIBO、リーキーガット症候群、副腎疲労、脂肪肝など様々な病気を経験しました。現在では分子栄養学に出会ったことで体調も大きく回復しており、これら病気の改善に必要な知識も豊富です。

インターネットの登場によって間違った分子栄養学も広まってきており、それによって体調を崩してしまう人も多くなってきています。このような中、分子栄養療法ナビ(このサイト)や情報発信を通じて、多くの人に正しい分子栄養学が広められるよう頑張っています。

得意とする分野
うつ病、発達障害、ADHD、起立性調節障害、貧血、不妊症、ガン、甲状腺機能障害、ピロリ菌感染症、SIBO、リーキーガット症候群、低血糖症、副腎疲労、脂肪肝、ダイエット、更年期障害、PMSなど。全般的に幅広い知識を有する。

ほか、文章を書くのが得意で、ライティングやマーケティング、投資などお金に関する知識や生き方に関するアドバイスも得意。

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