原因不明の体調不良に、終わりの見えない病院での治療。現代医療にそろそろ限界を感じていませんか?
原因不明のめまいやダルさ、気分が落ち込む、疲れやすいなどなど・・・
もし、あなたが原因不明の体調不良に悩まされていたり、次のリストに当てはまっていたりする場合は、是非このまま読み進めてください。
- 体調不良で病院に行ったけど、特に問題なしと言われる
- いろいろと検査を受けても異常が見つからない
- 病院に行っても薬を出されるだけで一向に調子がよくならない
- 薬を飲むと余計に調子が悪くなる
- 診察を受けても「様子を見ましょう」と言われるだけで何もしてくれない
- なるべく医者や薬に頼らず不調を治したい
現在の医療体制では、起きた症状に対して「症状を抑える薬」を処方する事が一般的です。
例えば、吐き気がする時は「吐き気止め」や、血圧が高い場合は「降圧剤」、血糖値が高い場合は「血糖降下剤」など、身体に何らかの病気があると認められたときのみ、その症状を抑える薬が処方されています。
しかし、現実には「病気と認められない状態」にもかかわらず、何らかの不調が続いていたり、原因不明の体調不良を抱えていたりする方が多くいるのです。特に多い不調としては、めまいやダルさ、イライラする、眠れない、便秘、身体が冷える、むくむなどがあります。
一部は「自律神経の乱れ」が原因とされ、睡眠薬や向精神薬など、精神薬が処方される場合もあります。しかし、これらの薬は副作用や依存性が高く、薬を出されたとしてもあまり薬には頼りたくないですよね。
このような原因不明の不調では、基本的に病気と診断されないため、薬も出されなければ治療も行ってくれません。薬が処方されたとしても、精神薬など根本治療にならない薬ばかりです。
また、色々な病院で検査を受けたとしても、原因が分からない場合は「様子見しましょう」といわれ、結局は何もしてくれません。何も手が打てないまま、ずっと不調を抱えて過ごすことになります。
このように、現代の医療体制では病気と診断されない「未病」の状態で苦しんでいる方が多くいます。加えて、例え二型糖尿病や高血圧などの病気であっても、血糖降下剤や降圧剤など症状を抑える薬しか処方されず、ずっと病院に通っているけどなかなか良くならないという現実があります。
もしかすると、これら原因不明の体調不良や病気がなかなか治らない根本原因には、栄養欠損が関係しているかもしれません。
そのような方にオススメなのが、オーソモレキュラー療法と呼ばれる栄養療法です。
長年の不調が楽に!?オーソモレキュラー療法とは?
オーソモレキュラー療法とは、分子整合栄養学を元にして行われる栄養療法のことです。身体はおよそ数十兆個の細胞で出来ていて、その一つ一つをもっと深く見ていくと、やがてこれ以上小さく見ることが出来ない「分子」という状態になります。
分子はビタミンやミネラル、アミノ酸などの分子(栄養素)のことで、これら分子(栄養素)が集まって出来た物が細胞であり、私達の身体です。細胞は常にこれら分子である栄養素を利用して活動を行っているため、栄養状態が悪くなったり不足したりしてしまうと、本来細胞が行うべき活動がうまく行えません。
この細胞の働きが低下すると、免疫力の低下や修復力の低下に繋がり、強いては身体の異常を引き起こす原因となります。
つまり、病気とはこの栄養素である分子が乱れた状態のことです。逆に生体内にあるべき分子を十分な濃度で保つことが出来れば、生体機能と自然治癒力が向上し、病気を防ぐことが出来ます。
この生体内にあるべき分子を至適量に保つために十分な栄養素の摂取を行い、生体機能と自然治癒力を高める方法が、オーソモレキュラー療法です。
では、分子整合栄養学やオーソモレキュラー療法と、一般的に行われている食事から必要な栄養素を摂取する食事療法とでは、一体何が違うのでしょうか?
一般的な食事療法と栄養療法とでは、その目的と考え方が異なります。食事療法では、主に食事をコントロールする事で病気の予防や健康を維持する手法です。
オーソモレキュラー療法では更に踏み込んで、食事だけでは補えない栄養素をサプリメント(分子整合栄養学実践専用サプリメント)で補給することにより栄養不良を改善させ、細胞の機能や身体の機能を高め、病気や不調を回復させる自然治癒の基礎的治療法になります。
例えば、病院での治療が難しい症状の1つに、「忘れやすい」や「寒がり」「疲れやすい」などの不調があります。
このような不調は病院や薬で治療することが難しく、その主な原因は脳機能の低下や代謝機能の低下です。これら機能は主に栄養によって機能しており、栄養が不足することによって引き起こされています。
特に、物忘れについては脳機能で重要な働きをするビタミンB群が不足している可能性が考えられますし、寒がりで疲れやすい場合は鉄分が不足している可能性が考えられます。このような足りない栄養素を補給することによって、機能の改善や不調の改善を図ることが可能です。
では、ビタミンB群や鉄分は、食事からは補えないのでしょうか?
このビタミンBや鉄分に関しては、赤身肉やウナギなどから摂取する事も出来ます。ですが、その量は決して十分とは言えません。このような食事から補うことが難しい栄養素をサプリメントで補い、栄養不足を改善させることで不定愁訴(ふていしゅうそ)の改善が期待出来るのが、オーソモレキュラー療法です。
また、オーソモレキュラー療法では病気を予防し、健康状態を向上させる効果も期待出来ます。病気の殆どは運動不足や食生活の悪化などの生活習慣が関係しており、栄養バランスの悪い食生活ではコレステロール値や血圧、血糖値などに異常を引き起こします。
これら異常は生活習慣病の引き金になる事から、病気になる前から生活習慣の改善や栄養素を十分に摂取する事で、病気の発症リスクを減らすことが可能です。その結果、心筋梗塞や脳梗塞、腎臓病や糖尿病などの病気を予防することに繋がります。
ただ、病気の治療や予防を目的とした栄養摂取の場合、特定の栄養素をちょっと摂っただけでは全く効果は得られません。栄養による改善には、ドーズレスポンスという量をしっかり摂ることが必要です。
ドーズレスポンスとは、ある栄養素を一定以上摂取する事で薬理効果が現れる量のことです。私達が摂取した栄養素は腸で吸収され、血流にのって全身に運ばれます。この時、摂取した量が少ないと血中濃度が殆ど上がらず、栄養素が持っている本来の働きが十分に発揮出来ません。
この栄養素が持っている本来の働きを発揮するためにも、しっかりと量を摂ることが重要です。例えばビタミンCの場合、抗酸化作用などを発揮するためには一度に1,000mg以上摂取して初めて血中濃度の上昇が見られることが分かっています。
また、一般的な栄養補給の場合、健康な人であればビタミンCの摂取量は一日あたり100mg〜200mg程度で十分と言われていますよね。しかし、この摂取量は壊血病などビタミンC不足による病気を防ぐ最低限の摂取量であって、既に病気になってしまった人の場合や、状態の改善を目的とした場合では十分な補給量とは言えません。
例えば、ビタミンCには美白作用や抗ウィルス作用、ヒスタミン抑制作用、抗がん作用などがあり、抗ウィルス作用が期待出来るビタミンCの血中濃度はおよそ10-15mg/dL、ヒスタミン抑制作用を発揮する血中濃度は88mg/dL程度と言われています。
このような違いがあることから、ビタミンCの摂取量はその人の状態や目的によっても大きく変わってきます。また、その人の状態や生活習慣、年齢や性別などによっても摂取量は大きく変わります。この状態や目的に応じて、最適な栄養素の量を摂取すること。これが至適量と呼ばれる量です。
体内での栄養素の消費量は常に変化しており、病気や怪我をしたときや、ストレスがかかったときなどにその消費量は一気に増加します。この消費量よりも摂取量が少ないと栄養状態が悪化し、逆に消費量よりも十分な栄養素の摂取を行えば、病気の早期回復や予防が期待出来ます。
この至適量の栄養素を摂取することが、分子栄養学やオーソモレキュラー療法の大きな特徴であり、一般の栄養学とは全く異なる点です。
オーソモレキュラー療法はこんな方にオススメ
- 病態を抱えている方
- 全身の栄養状態を把握して治療に役立てたい方
- 落ち着きが無い、集中力が無いと言われるお子様
- 病気の予防に役立てたい方
- いつまでも元気に過ごしたい方
- 運動、スポーツをしている方・パフォーマンスを高めたい方
- 病気と診断されていないけど体調が優れない方
- 妊娠中、授乳中の方
オーソモレキュラー療法は通常医療の代わりになる?医療と栄養療法の違いとは
では、どんな病気でも栄養をしっかり補給すれば改善出来るのでしょうか?
また、薬の代わりに栄養素を用いることで、薬の代わりになるのでしょうか?
分子栄養学やオーソモレキュラー療法のよくある勘違いとして、「通常医療の代わりになる治療だ」と思ってしまうことです。
分子栄養学やオーソモレキュラー療法と通常の治療では全く役割が異なり、オーソモレキュラー療法は通常医療の代わりにはなり得ません。また、栄養素は薬の代わりにはなりません。
この理由としては、薬と栄養素は役割が全く異なる点があげられます。
薬の役割は、
・症状を抑制するもの
・病気の悪化を抑える物
であり、多くの場合は症状に対して上から叩くものです。
対して栄養素の役割は、壊れた細胞を修復する材料となって、機能を回復させる材料となります。
例えば胃炎や花粉症、アレルギーなど多くの不調には必ず「炎症」を伴います。炎症が起きると細胞がダメージを受け、壊れてしまいます。薬ではこの発生した炎症を抑えることは出来ますが、壊れた細胞を修復する事は出来ません。
栄養は、壊れた細胞を修復する材料となる事で機能を回復させるサポートを行います。どんな治療法を選択するとしても、最終的にこの栄養のサポートが必要です。
また、薬には副作用がありますが、栄養素については基本的に副作用はありません。
薬を飲んで頭痛や胃痛、吐き気、眠気などが起こることがありますが、私達が普段行っている食事によってこれら副作用が発生することはほぼありませんよね。
このように、薬と栄養素では全く役割が異なっています。
では、現代の医療体制はどうなっているかというと、殆どが薬で症状を抑える対処療法が中心です。
血糖値が高い場合は血糖降下剤が処方され、血圧が高い場合は降圧剤が処方されます。その薬によって血糖値や血圧が正常範囲内に治まっていればOKとされ、それ以上は何もしてくれません。数値を正常範囲内にとどめるために、一生薬を飲み続けることになります。
この問題点としては、薬物による副作用の発生や、根本原因に対して全く対処してくれないことです。
血糖値や血圧が上昇するにも必ず原因があり、その根本原因は主に肥満や運動不足などの生活習慣が関係しています。
これらを改善しないまま、薬によってむやみに血糖値を下げた場合、低血糖症を発症するなど重篤な副作用を引き起こしかねません。薬によって単に血糖値や血圧などの数値を下げただけでは、全く根本解決にはならないのです。
特にガン治療の場合、放射線治療や抗がん剤など、ガンを叩く治療が行われていますが、その治療には身体へのダメージが大きくかかります。また、場合によっては吐き気やダルさ、食欲低下、下痢、脱毛などの重い副作用が現れる事も問題です。
意外に思われるかも知れませんが、実はガン患者の死因の40%はガンそのものではなく、栄養不良による抵抗力低下によるものと言われています。
つまり、ガンやガン治療による副作用によって食欲が低下し、その結果栄養不良や体重減少、免疫力が低下し、それが直接の死因になっているのです。
ですが、現代の医療ではガンを叩く治療は行ってくれますが、食欲不振や栄養状態の改善までは行ってくれません。むしろ、吐き気や下痢、食欲不振などを改善するために更に処方薬を追加される事が一般的です。
このような副作用に対してさらに処方薬を追加する行為は、薬の相互作用によって更なる予期しない副作用を引き起こします。このため、薬によって引き起こされた副作用や不調に対して、安易に薬で対処すべきではありません。
これら副作用は、栄養状態が悪化することで副作用が強く出る傾向にあることから、サプリメントを適切に利用して副作用を抑えていくことが大切です。
また、病気の治療においては、対処療法だけを行うのでは無く、同時に栄養状態の改善を行っていくことも、予後の状態回復や寿命に大きな影響を与えます。
このことから、医療と分子整合栄養学は「組み合わせて行っていく事」が大切です。どちらが良いとか悪いとかでは無く、これらは役割が全く異なります。
病気によっては薬を使うべき時がありますし、放射線治療や手術をすることなども必要になります。ただし、医療を受けるときは身体を修復させるためにも、材料となる栄養はしっかり補給するようにしましょう。
現代の医療では、食事や栄養状態に関してはカバーされない部分が多く、ご自身でカバーしていくことが必要です。必要に応じて、オーソモレキュラー療法を取り入れていきましょう。
薬とサプリメント、オーソモレキュラー療法と治療は全く違うものだよ❗この2つは役割が異なっているから、上手く組み合わせて行うようにしてね❗
- 至適量の栄養補給によって本来あるべき身体の状態を取り戻すことが出来る
- 自然治癒力を高めることによって、薬が不要になる可能性がある
- 現代医療では対処出来ない病態でもアプローチ可能
- 血液検査によって、現在足りない栄養素を客観的に知ることが出来る
- 現在の状態を詳細に解析したレポートを発行して貰える
- 日々の体調に関する相談や栄養相談が無料
- 講演会など、無料で分子栄養学を学べる機会が多い
- 分子整合栄養学を学ぶと、医者に頼らず自分で自分の健康を管理できるようになる
- サプリメントの品質に対する理解が深まり、サプリメントの善し悪しが分かるようになる
- 他の怪しい健康法やサプリメント販売に騙されなくなる
- 数ある健康情報に惑わされること無く、自身に合った情報や方法を取捨選択できるようになる
- 保険適用外なので高額
- 治療では無いので、結果が出るまでに時間差、個人差がある
- 分子栄養学についての知識や理解を深める必要がある
- 状態によっては、サプリメントの量が多くなってしまう
- 自身に合うサプリメントや、やり方を創意工夫していく必要がある
- とにかく長く継続する必要がある
オーソモレキュラー療法は、誰かに治して貰うような療法では無く、自分自身の手によって自ら行う方法だよ❗
メリットとデメリットがあるから、事前にしっかり理解してね。
ネット上に溢れる大量の健康情報。もしかして迷子になっていませんか?
素人が見よう見まねで栄養療法を行う事は危険です!
ここまで、読んで頂いたあなたなら、「栄養素を補給するだけなら私でも簡単に出来る!」と思われたのではないでしょうか。
昨今では、健康意識の高まりによって健康に関する様々な情報が発信されています。その中でも、特にサプリメントを摂取する重要性や、食事内容を改善する必要性を訴える情報が多く発信されるようになってきました。
分子栄養学もその内の1つで、今では分子栄養学を学んだ人達がSNSなどで活発に情報発信を行っています。
そのような情報を参考にすれば、わざわざオーソモレキュラー療法を受けなくても、自分に必要な栄養素を調べて安いサプリメントを準備すればいい話ですよね。
しかし、これには大きなリスクがあります。それが「なんちゃって分子栄養学」と呼ばれる間違った情報による健康被害です。なんちゃって分子栄養学とは、分子栄養学と独自理論を融合したもののこと。その多くが分子栄養学でも何でも無い情報を「分子栄養学だ」と言って広められています。
その結果、間違った分子栄養学のやり方や情報が一人歩きしてしまい、誤った栄養療法を行ってむしろ体調を崩してしまう方が増えてきてしまいました。
例えば・・・
- フェリチンさえ上げれば貧血は改善出来る
- プロテインを多く飲めばタンパク質不足が解消できる
- 高容量、低価格で販売されている海外製サプリメントを選ぶと良い
などなど・・・。
一見すると分子栄養学のように思えますが、このような情報は正確ではありません。
これら情報を参考にした結果、
- プロテインを飲むと下痢をしてしまうのに大量に飲み続ける
- アミノ酸キレート鉄の大量摂取により、体調が良くなるどころかむしろ悪くなっている
- 体調が良くなっている実感が湧かず、サプリメントの種類がドンドン増えていく
- 過剰な食事制限によってむしろ体調が悪くなった。栄養療法をやる前の方が調子がよかった
- ○○は危険❗という情報を見すぎたせいで、食品やサプリメントに対する恐怖感が強い
など、良かれと思って行った栄養療法によって、むしろ体調を壊してしまったり、まともな食事や栄養補給が出来なくなってしまっている方が増えてきているのです。
また、これに併せてサプリメントの販売、ノウハウの販売を目的として分子栄養学の名を語る「なんちゃって分子栄養学カウンセラー」の人達も増えてきました。
なんちゃって分子栄養学カウンセラーとは、インターネットや書籍などで得た程度の知識で分子栄養学のカウンセラーを名乗り、サプリメントや食事のアドバイス、情報発信を行っている人達のことです。
この「なんちゃって分子栄養学カウンセラー」の問題点は、検査も何も受けさせていない状態で、いきなり大量のプロテインや食事のアドバイスをしてくる点です。また、悪質な人の場合では医師でも無いのに血液検査の結果を見てサプリメントや食事のアドバイスをしている場合もあります。
このアドバイスが正確ならまだ良いのですが、大半の場合は検査を受けさせずに行っており、なおかつ十分な知識を持っていない人が行っているので、殆どのアドバイスが不正確です。
また、消化吸収能などを考慮するスキルも無く、病気や薬に対しての知識もありません。なんちゃって分子栄養学カウンセラーは、このような間違ったアドバイスをしているにも関わらず、高額なカウンセリング料金を設定しているところが多くあります。
なんちゃって分子栄養学の特徴
- 医者でも無い人が、血液検査の結果やフェリチン値を見てサプリメントをアドバイスしている
- 使うサプリメントは、主に海外サプリメントや市販されているサプリメントであり、サプリメントの善し悪しを十分に理解していない。説明出来ない
- 何の検査も受けていない状態で、いきなり大量のプロテインやサプリメントの摂取を勧められる
- 食事からでも至適量の栄養が摂れるとしてアドバイスしている(ただの食事療法を分子整合栄養学と偽る)
- 特に必要な理由も無く「グルテンフリー」「カゼインフリー」「糖質制限」「カフェインレス」を薦められる
- 特に安全性に問題が無いにも関わらず、「食品添加物」や「農薬」「アルミ」「電磁波」などを過剰に避けるようアドバイスしている
- 高額なカウンセリング料金や受講料を請求される
- 詳しく突っ込んだ話しをすると話をはぐらかされる
- 調子がよくならないことを伝えると、ストレスのせいだとして最終的には根性論にされる
ハッキリ言って、このような検査も受けさせずに栄養療法を行うところは分子整合栄養学とは言えません。このような「なんちゃって分子栄養学」を行う栄養カウンセラーに引っかかった結果、大枚をはたいて栄養カウンセリングを受けたのに一向に良くならないという人が増えてきているのです。
現在では、分子栄養学の情報の中でも「なんちゃって分子栄養学の情報」がかなり増えてきており、間違った情報と本当の分子栄養学の違いを素人の方が見極めるのはかなり難しくなってきました。
このため、インターネット上にある分子栄養学の情報を参考にしたり、分子栄養学カウンセラーを名乗る人に安易にアドバイスを求めるのは大変危険です。
ただ、本当の分子栄養学と「なんちゃって分子栄養学」には1つだけ大きく異なった点があります。このポイントさえ覚えておけば、簡単に正しい分子栄養学かどうかを見極める事が可能です。
そのポイントとは、
ということです。
なんちゃって分子栄養学では、殆どの場合医療機関や医師と提携していません。このことから、検査を何も受けさせず、単に症状や病状を聞いて食事やサプリメントのアドバイスをしているところが大半です。
一方で、正統な分子栄養学ではその人の消化吸収能や病態、飲んでいる薬や体質、栄養の至適量を判断するためにも必ず医療と提携し、分子整合栄養学に基づく検査を提供しています。
このような違いがることから、なんちゃって分子栄養学に引っかからないためにも、分子栄養学を実践するときは必ず検査を受けてから行うようにしましょう。
正統な分子栄養学では、血液検査を通じてその人の消化吸収能力や病態、体質、生活習慣などを必ずチェックしているよ❗
検査をしない、食事で何とかする系の情報は、間違っている可能性が高いから気をつけてね❗
海外製サプリメントによる被害も・・・
次に多いのが「海外サプリメント」による健康被害の問題です。
現在では、インターネットの普及によって、海外製サプリメントを簡単に個人輸入することができるようになりました。海外サプリメントは、日本で市販されているサプリメントと比べて含有量が多く、安価で販売されている事が特徴です。
これに加え、インターネット上では「なんちゃって分子栄養学」の情報が蔓延したことにより、海外サプリメントを用いたアプローチ方法も多く紹介されています。これにより、海外製のサプリメントで分子栄養学を実践する人が増えてきました。
しかし、海外製サプリメントには非常に大きなリスクが潜んでいることはあまり知られていません。
その主なリスクとしては、パッケージや商品説明には記載されていない薬物が含まれている可能性があること、本来人間が食品として口にしない成分が原材料として使われていること、大量生産、長期輸送、長期保管によって栄養成分が劣化、失われてしまっている可能性があることです。
特に、海外製サプリメントには薬品成分が混入している事件が相次いでおり、厚生労働省やアンチドーピング機構も注意喚起を行っています。
https://www.jtu.or.jp/news/2017/10/18/13162/より
海外製サプリメントの問題点と危険性
- パッケージや商品説明には記載されていない薬物が含まれている可能性がある
- アミノ酸キレート鉄や炭酸カルシウムなど、本来人間が食品として口にしない成分が使われている
- 海外からの長期輸送、長期保管によって栄養成分が劣化、失われている可能性がある
- 栄養成分同士の反応が考慮されていないため、飲み合わせによっては栄養成分同士が反応して効力を失ってしまう
- 日本人に合わせた設計になっていないため、日本人が摂取すると過剰摂取になる恐れがある(ヨウ素など)
- プロバイオティクスなども日本人の腸内環境や食事に合わせた設計になっておらず、日本人の腸には合わない可能性がある
- 殆どが健康維持やスポーツ用を目的とした商品であり、消化吸収能が低下した人や病人が摂取するような設計になっていない。
このように、海外製のサプリメントにはリスクも潜んでおり、決して質が良いとは言えません。これはサプリメント先進国であるアメリカで製造されている物でも同じです。
また、サプリメントの多くは健康維持やスポーツ用を目的として製造されているものであり、分子栄養学で実践するようには作られていません。分子栄養学では、通常の摂取量と比べて何倍もの高容量を摂取する事があります。
このような海外製サプリメントを分子栄養学の実践に使用した結果・・・
など、むしろ健康状態が悪くなっている方が増えてしまっているのです。
このため、安いからと言って安易に海外サプリメントで分子栄養学を実践することは大変危険です。インターネット上では海外製サプリメントで調子がよくなったという情報も見かけますが、それがあなたにも同じように当てはまるとは限りません。
同じように見える病態でも、人によって原因やアプローチ方法が違うよ❗海外サプリメントを使って安易に真似しないようにしてね❗
それに、海外サプリメントの質が良いとは限らない。むしろ身体を壊してしまう恐れも高いから気をつけてね❗
サプリメントのジェネリック問題にも注意!
また、サプリメントに関しては、海外製サプリメントの危険性以外にも、サプリメントのジェネリック問題にも注意が必要です。
サプリメントのジェネリック問題とは、サプリメントの設計・製造に関する知識が全く無い初心者が、サプリメントの委託製造を利用して作ったサプリメントのことです。現在では、サプリメントの設計や製造に関する知識が全くない人でも、受託製造元に「このようなサプリメントをこれくらいの値段で作ってほしい」とお願いすれば、簡単に製造できる世の中になりました。
このことから、最近では委託製造を利用して作られた粗悪なサプリメントが多く出回っています。その中でも特に多いのが、サプリメント市場をビジネスチャンスと捉えた新規参入者が販売しているサプリメントです。
これらサプリメントでは、大抵が今まで実績のあるサプリメントを真似して作った物であり、中には根拠の無い独自理論によって複数のサプリメントを組み合わせたような物もあります。
これらは単に、他社の実績があるサプリメントの内容成分を真似して「栄養素をカプセルに詰めただけ」であり、人での消化吸収や利用効率、臨床試験や長期投与のエビデンス(証拠)は全くありません。
しかもタチの悪いことに、有名アスリートが監修、推奨していると謳ったり、医師に監修、推奨させたりするなど、マーケティングの力を駆使して販売されていることもあります。
これらは一見するとものすごく質が良くてしっかりしているように見えますが、このようなお墨付きのようなサプリメントであっても、絶対に鵜呑みにしてはいけません。なぜなら、アスリートや医師は、スポーツすることや患者を治療することが専門であって、サプリメントの専門家では無いからです。分子栄養学に詳しそうに思える医師であっても、サプリメントの設計・製造に関しては専門外であり、素人です。
ハッキリ言って、基礎科学や生物学などの専門家でも無い人が、質の良いサプリメントを設計・製造するなんてことはまず出来ません。しかし、現代ではサプリメントの委託製造が可能になった事で、知識が全く無い人でもお金さえ出せば「栄養素をカプセルに詰めた物」を製造して貰うことが出来るようになりました。
一般的に委託製造を利用する場合は、製品の詳細設計から製作までを受託者へ任せます。アスリートが監修、推奨しているサプリメントや医師が監修、推奨しているサプリメントであってもそれは同じです。受託製造元に「この栄養素をこれくらい入れてほしい」とお願いしただけで、生体内での利用効率や吸収効率などは全く考えられていません。
受託製造元は、その要望通り栄養素をカプセルに詰めて製造します。しかし、単に栄養素をカプセルに詰めただけでは、品質が劣化してしまい、その効力をしっかりと保つことは出来ません。また、どのような原材料を使用し、どのような製造方法で製造されているかも不明です。
つまり、サプリメントの委託製造を利用すれば、サプリメントに対して全く知識が無い人でも「サプリメントのようなもの」を販売出来てしまうのです。このような素人が製造、販売しているサプリメントは「サプリメントのジェネリック問題」と言われ、以前から専門家の間では警笛が鳴らされていました。
このような、「サプリメントのジェネリック問題」で問題となってくるのが、そのサプリメントの質です。サプリメントは、単に栄養素をカプセルに詰めただけでは成分同士が反応したり劣化したりして、品質が低下してしまいます。また、胃や腸でしっかりと溶けて吸収されるかどうかや、汚染された原材料を使用していないか、食品由来の成分が使われているか、日本人にあった設計がされているかも重要です。
本来はこれらを専門家がしっかりと考えて設計・製造していますが、サプリメントのジェネリック問題では、どのような原材料が使われ、どのように栄養素を配合しているかも全く分かりません。栄養素の中にはお互いが反応して効果を失ってしまう物や、品質が劣化してしまう物があります。また、栄養素の中には同じように見えても全く化学構造や働きが違うものがあります。
例えばビタミンB群の中には葉酸やビタミンB12、ナイアシンなどがありますが、葉酸にも葉酸塩と葉酸という違った種類がありますし、ナイアシンにもナイアシンとナイアシンアミドといった、同じように見えて働きが違うものがあります。
このような専門的な知識が全く無い状態でも、委託先に「これくらいの予算でこんなサプリメントを作ってほしい」と伝えれば、簡単に製造、販売できてしまうのです。それこそ、安く大量に販売することが目的ですので、コストがかかる質の良い原材料を使用したり、混入薬物の検査をしたりなんてするはずもありません。
また、サプリメントは栄養素が配合されている以外にも、そのサプリメントが体内でしっかり溶けて吸収されるかという事も重要です。当たり前ですが、摂取したサプリメントが胃や腸で溶けて吸収され、体内で利用されて初めて意味があります。
ですが、市販されているサプリメントの中には、このような胃でも腸でも溶けずに排泄されてしまう粗悪なサプリメントも多く販売されています。特に、先ほどのようなサプリメントの素人が委託製造を利用して作ったものや、安すぎるサプリメントは、このような消化吸収を考慮していない場合が殆どです。
だからこそ、サプリメントを選ぶときは値段よりも質が重要です。特に分子栄養学を実践する際は通常の摂取量の何倍もの量を摂取することから、サプリメントの質が重要になってきます。
質の良いサプリメントがどれかを見極められるようになるためにも、サプリメントの質については必ず学んでおきましょう。
サプリメントは、単に栄養素が入っていれば良いってもんじゃ無いよ❗物によっては栄養成分よりも添加物の方が多かったり、栄養成分が劣化して効力を失っていたり、胃や腸で全く溶けない物もある。
サプリメントのパッケージを見ただけでは、サプリメントの質の善し悪しは判断出来ないから、必ず原材料や製法などもチェックするようにしてね❗
分子栄養学を実践するときは、サプリメントの質が重要です!
あなたは、お店で販売されている様々な種類のサプリメントを見て、
同じようなサプリメントなのに、なんでこんなに値段の開きがあるんだろう?
と疑問に思ったことはありませんか?
サプリメントは「単に栄養素をカプセルに詰めただけのもの」と思われがちですが、使われている原材料やその製法によって栄養素の効力や価格は大きく変わってきます。
安い原材料を使えば安く作る事が出来ますし、農薬や重金属、薬物などの混入検査を省けばコストを抑えられます。また、本来は熱を加えると変性してしまう栄養成分でも、顆粒や乾燥させる製造工程で熱を加えて作れば安く大量に生産することが可能です。
逆に、食品由来の安全な原材料を使用すればコストが高くなりますし、農薬や重金属、薬物などの混入検査を厳密に行えばその分コストがかかります。栄養成分を壊さないように低温でじっくり抽出、乾燥させれば、生産量が少なくなりますが質の良いサプリメントを作る事が可能です。
このように、同じように見えるサプリメントでも原材料やその製法によって栄養素の含有量や効力が大きく異なってきます。パッケージに「○○が100mg配合」と書かれていても、その栄養素が効力を保ったままその量入っているとは限りません。
このことから、分子栄養学を実践する際は「質の良いサプリメントを使うこと」と「質の良いサプリメントがどれかを見抜く眼」が重要です。質の良いサプリメントとは、次のような条件に当てはまるサプリメントのことです。
治療で使われるサプリメントの条件
- 含有原料は、食品由来の生体内物質が使用されているか
- 有効成分が効力を失わないまま、高濃度に含有されているか
- 消化吸収を考慮した設計、配合内容になっているか
- 体内での崩壊が考慮された設計、配合内容になっているか
- 製品中の栄養成分同士が反応しないよう、反応抑制のためのコーティングはされているか
- 栄養素は単体で摂取しても効果が無いため、複合体での設計、配合になっているか
- 細菌・薬物など汚染物質のチェックは厳重に行われているか?
- 製品管理システムはとられているか
これらにしっかり当てはまるサプリメントであれば、基本的に有害事象は殆ど起きません。
たまに、インターネット上などでは、
などといった情報を見かけることがありますが、これらは質の悪いサプリメントや、活性型の栄養素を大量に摂取したことによるものが大半です。食品由来の質の良いサプリメントであれば、基本的に有害事象は起こりえません。
なぜなら、食品由来の原材料が使用され、消化吸収や栄養成分同士の反応が考慮された高品質なサプリメントの摂取では、私達が普段行っている食事と全く変わらないからです。あなたが健康的な食生活をしていて、食品が肝臓にダメージを与えたり、体調が悪くなったりすることはありませんよね。これと同じで、高品質なサプリメントであれば、食品と同じように安全に摂取する事が出来ます。
例えば、亜鉛をサプリメントで50mg摂るとしましょう。亜鉛50mgと言うと、およそ牡蠣400g分に相当します。スーパーで売られている1パックの牡蠣がおよそ100gに相当しますので、およそ4パック分です。なかなかの量ですね。
牡蠣をそのままサプリメントにする事は値段が高すぎて出来ないので、質の良いサプリメントの場合は原材料に亜鉛含有酵母が使われています。亜鉛含有酵母とは、酵母に亜鉛やセレン、マンガンなどのミネラルを吸収させ、その後殺菌した物です。酵母は味噌や醤油などにも使われている食品である事から、亜鉛含有酵母も一種の食品と位置づけられます。
そして、この亜鉛含有酵母から亜鉛を摂取するのと牡蠣から亜鉛を摂取するのとではほぼ変わりません。なぜなら、牡蠣も酵母も、同じ食品由来の成分だからです。酵母は味噌や醤油など様々な食品に含まれており、通常の人であれば、酵母や牡蠣を食べても全く問題はありません。牡蠣や酵母を食べて肝臓が悪くなったり腎臓が悪くなったりすることは、まずあり得ないのです。
対して、質の悪いサプリメントの場合、その原材料には亜鉛の鉱石が使われている物があります。亜鉛鉱石から簡単に亜鉛を精製、抽出出来ることから、安く大量に製造することが出来ます。
ですが、本来このような亜鉛鉱石を食品として食べる事はほぼありません。また、亜鉛鉱石から作られた亜鉛サプリメントは亜鉛単品のみしか含まれてておらず、食品としてもかなり不自然です。
質の悪いサプリメントでは、本来食品として摂取しない原材料が使われていたり、栄養成分同士が反応したり劣化していたり、なおかつ薬品成分なども混入している場合があります。これらは体内で異物と判断されてしまうことから、大量に摂取すると肝臓や腎臓などに負担をかけてしまう恐れがあります。
通常、酵母や牡蠣などの食品に含まれるミネラルにはタンパク質やその他のミネラル、ビタミンなどが結合していて、基本的に栄養素が単体で存在することはありません。食品には様々な栄養素がバランスよく含まれて、それぞれの栄養素の働きを助け合っています。
しかし、亜鉛鉱石から抽出したような栄養素を単品摂取した場合、他の栄養素は殆ど含まれていないことから、体内での利用効率が極端に低下してしまいます。このような体内で利用出来ない成分を大量に摂取することが、肝臓や腎臓に負担をかけてしまう原因です。
このことから、サプリメントを選ぶ際は値段よりも質が重要です。特に分子栄養学を実践する際は、通常の摂取量と比べて数倍の量を摂取する事もあります。身体に負担をかけないためにも、必ず食品由来成分から作られた分子整合栄養医学実践専用サプリメントを使用するようにしましょう。
このようなサプリメントの善し悪しの見分け方は、先ほどの条件以外にもご自身の身体で判定していくことも可能です。
質の良いサプリメントでは、
など、身体に何らかのよい変化が現れてきます。
特に変化を感じやすいのが、
などの変化が多い印象です。
分子栄養学ではすぐに結果は出ませんが、継続していくにつれて徐々に改善していきます。徐々に改善していく場合、ご自身の判断だけではなかなか変化に気がつきにくいので、血液検査などを定期的に受けて客観的に判断していきましょう。
対して、質の悪いサプリメントの場合、数値は上がるが症状が改善されなかったり、むしろ体調が悪くなってしまうなどの問題が起こる可能性があります。物によっては、消化吸収されずに排泄され、全く体内で役に立っていないこともあり得ます。
この場合、サプリメントを飲んでいるにも関わらず、血液検査結果の数値に変化が無かったり、または上がっていても異常な上がり方をしたりすることが大半です。
例えば、最近流行っているサプリメントとして「アミノ酸キレート鉄」があります。アミノ酸キレート鉄は、アミノ酸のグリシンで鉄をサンドイッチして吸収効率を高めた物です。このアミノ酸キレート鉄を大量に摂取した方の血液検査結果では、「フェリチン値は上がるけど貧血は改善されない」状態になっている方が多く見受けられました。
通常、血液には食事やサプリメントから取り込んだ栄養素や、それを代謝して体内で産生した様々な物質が溶けています。鉄分であれば血液中の輸送タンパク質(トランスフェリン)に結合した「血清鉄」と呼ばれる状態で血液中を流れています。血清鉄は血液によって全身の細胞に運ばれ、鉄が必要な場所で利用されます。そして、必要ない鉄は肝臓でフェリチンというタンパク質によって細胞内に貯蔵され、骨髄でヘモグロビンの合成などに利用されています。
分子栄養学を勉強した事がある方なら、血清フェリチン値の低下やヘモグロビン値の低下は貧血を表すマーカーとなるのはご存じですよね。この血清フェリチン値やヘモグロビン値、血清鉄などの数値を血液検査で調べることで、鉄が足りているのか足りていないのかや、造血に問題が無いか、または体内のどこかで出血していたり鉄の消費が多くなっていないかなどが分かります。
このフェリチン値が低下すると、めまいやうつ、自律神経の乱れなど様々な不調を引き起こすことから、フェリチン値を上げるためにアミノ酸キレート鉄を摂取する方が増えてきました。
ですが、アミノ酸キレート鉄の摂取では、フェリチン値が上がってもヘモグロビン値が上昇しなかったり、自覚症状が改善しなかったりする場合が多いのです。
通常は、フェリチン値さえ上がれば貧血が改善出来ると思いますよね。人によっては、フェリチン値が200を超えていたり、300を超えるまで鉄サプリを摂取している方を見ます。しかし、フェリチン値だけが上がっても貧血は改善出来ません。むしろ、使えない過剰な鉄がフェリチンとして貯えられたことによる結果、フェリチンだけが上がっていると考えられるのです。
というのも、血液を作るためには鉄だけに限らず、タンパク質や亜鉛、銅など様々な栄養素が必要です。アミノ酸キレート鉄は鉄だけしか補給することが出来ない事から、ヘモグロビンなど血液を作る材料としては使えません。この結果、使い切れなかった鉄がフェリチンとして貯えられ、フェリチンだけが上昇してしまうのです。
このように、摂取するサプリメントの種類や質によっては、血液検査の結果や自覚症状の改善にも大きな違いが出てきます。質の良いサプリメントなら、フェリチンやヘモグロビン、血清鉄も含め正常に上昇していきますが、質の悪いサプリメントの場合は数値が異常な上昇を示したり、全く数値が改善しないなどの違いが出てきます。
また、どんなに良いサプリメントを使ったとしても、それが自分にとって必要かどうかもわからない、当てずっぽうでのアプローチなら分子栄養学とは言えません。
このようなサプリメントの善し悪しや、アプローチ方法の確認、体調の変化を確認するためにも、定期的に血液検査を受けて身体の経時変化を確認していくことが重要です。サプリメントの善し悪しやアプローチ方法の善し悪しは血液データの改善でも分かりますので、定期的に検査を受けて身体の状態を確認するようにしましょう。
分子栄養学を正しく実践するためには、質の良いサプリメントを選ぶことに加えて、自身の健康状態を血液検査で正しく把握することが重要だよ❗
当てずっぽうでサプリメントを大量に摂取してはいけない!分子栄養学を実践する際は、必ずオーソモレキュラー療法の血液検査を受けることが重要です!
では、質の良いサプリメントであれば、当てずっぽうに飲んでも大丈夫なのでしょうか?
血液検査は、保険診療や健康診断の血液検査でも大丈夫なのでしょうか?
人によっては、何らかの疾病を治療するためにかかりつけの病院で定期的に血液検査を受けていたり、会社で定期的に行われる健康診断で血液検査を受けたりしている方がいらっしゃるかと思います。
この検査結果で栄養が足りているかどうかの判断が出来たら、あまりお金もかからず一石二鳥ですよね。
しかし、このような保険診療での血液検査や健康診断の結果では、身体の栄養状態を正確に把握することは出来ません。なぜなら、保険診療の検査や健康診断の検査は「病気の発見や経過を観察する物」であって、栄養状態を把握する検査では無いからです。
保険で行われる検査では、主に病気や病気の疑いがある場合に、その病気の状態を確認したり診断をするために行われています。そのため、検査項目は病気に関連する項目のみしか受ける事は出来ません。
また、健康診断や人間ドック検診で受ける検査は、病気の早期発見を目的に、病気か否かを判断するために行われているものです。こちらのは検査は、保険診療で行われる血液検査と比べて項目自体は多いものの、栄養状態を判断するには項目数が足りません。
そのため、栄養状態を正確に把握するためにはオーソモレキュラー療法の血液検査を受ける事が重要です。オーソモレキュラー療法の血液検査では、保険診療や人間ドックなどと比べて多くの血液検査項目を調べることで、体内の栄養状態を把握します。
例えば、ケンビックスで行っている血液検査では、口腔内の状態を確認するための唾液検査と尿検査を含めた全68項目の検査を行っています。
この検査では、肝臓で作られている酵素の量や、血清タンパク量、血球量などを調べることにより、体内でタンパク質やビタミン、ミネラル等が十分に足りているかどうかを調べています。また、血糖値や脂質代謝関連などを見る事によって、血液の状態やエネルギーが足りているかどうかも判断しています。これらは単一の項目で見るのでは無く、複数を組み合わせて総合的に見る事が重要です。
通常、保険診療や健康診断で行われる血液検査では、ある項目が病気と判断出来る基準値を超えているか、又は下回っているかどうかしか判断していません。例えば、コレステロールなどは数値が高いと病気と判断されますが、数値が低すぎる場合は健康と判断されます。また、貧血の場合、ヘモグロビン値が正常範囲ギリギリで収まっていた場合は、貧血と診断されません。
そのため、数値が低すぎたり、基準値ギリギリに収まっているような場合は問題なしとされてしまいます。ですが、病気と判断出来る基準値に当てはまっていなくても、数値が低すぎたり基準値ギリギリでは正常とは言えませんよね。数値が低すぎる場合は栄養が不足している可能性がありますし、何らかの病気が隠れている可能性もあります。
このような、栄養状態の把握や病気の予測、予防を目的とした検査が、オーソモレキュラー療法の血液検査です。
ケンビックスでは、血液検査を受けた方に上図のようなレポートを発行しています。このレポートは、血液検査結果や栄養相談シートに基づいて専門医が一人一人を解析し、個別に作成しているものです。
メディカルレポートでは、血液検査結果についての総合評価や解説、前回からの変化などが記載され、現在の身体の状態が分かります。また、栄養レポートでは、血液検査結果の分析に基づく栄養アドバイスが解説されており、どの栄養素をどのくらい摂ったら良いのかが解説されています。
オーソモレキュラー療法では、このような専門家による解析やアドバイスの元、正しい栄養アプローチで行っていく事が何よりも重要です。どんなに質の良いサプリメントを使ったとしても、アプローチが当てずっぽうであれば意味がありません。
ただ、人によっては、このようなオーソモレキュラー療法の血液検査を受けなくても、保険診療での血液検査や健康診断での血液検査結果を基に独自でやっていきたいと思う方も多いかも知れません。単純に、「この数値がこのくらいあればこの栄養素が足りている」「足りていない」と判断するだけなら、このような数多くの項目なんて見なくても出来そうな気がしますよね。
しかし、分子栄養学に基づく血液データの解析はそんなに簡単ではありません。初心者が分子栄養学に基づく血液データの解析を行うのはまず不可能です。なぜなら、分子栄養学的な血液データの解析手法は、保険診療や健康診断で判断するような解析方法と全く異なるからです。
例えば、先ほどの貧血の場合。多くの場合はヘモグロビンやフェリチンだけを見て鉄が足りているかどうかを判断しています。ですが、分子栄養学の場合はヘモグロビンやフェリチンだけで鉄が足りているかどうかを判断することはありません。鉄が足りているかどうかは、他にも亜鉛や銅、RETやMCV、アルブミン値やPG1・PG2、ALPなど様々な項目を総合的に見て判断しています。
このため、分子栄養学の実践、栄養状態の正確な把握においては、68項目など多くの項目を検査する必要があります。68項目の血液検査を受けて、初めて至適量の栄養補給量が分かるのです。
オーソモレキュラー療法は、保険診療のような特定の項目を検査して、数値が基準内に収まっていれば栄養が足りていると言うような単純なものではありません。
また、人によっては採血が苦手だったり、検査を受けるクリニックまで外出することが難しい場合もありますよね。このような場合も、血液検査を受けた方がよいのでしょうか?
最近では、尿や唾液、髪の毛などから栄養状態や遺伝子を調べられる検査が増えてきました。このような検査を利用すれば、血液検査を受けなくても自宅で簡単に栄養状態が出来るように思えます。
しかし、唾液や髪の毛、尿だけでは情報力が少なく、身体の栄養状態までは正確に把握できません。この理由は、髪の毛や尿、唾液の結果だけでは、赤血球など血球系の情報やホルモン、酵素の状態が分からない為に、正確な栄養状態を把握することは出来ないからです。
このことから、全身の栄養状態を調べるには血液検査が一番です。血液検査では、貧血の指標となる血球数や肝臓、すい臓等から分泌される酵素を調べることで、内臓を含めた栄養状態が分かります。
血液検査は、身体に与えるダメージが少ない割にメリットが多い検査です。血液の状態を調べれば、病気を予防、予測するための情報も得られますし、栄養欠損の状態も調べられます。血液検査を受けたくない気持ちもあるかと思いますが、正確な栄養アプローチを行うためにも是非受けてみて下さい。
血液検査は、他のどんな検査に比べても情報量が多く、正確だよ❗
当てずっぽうでサプリを飲むのでは無く、きちんと検査を行ってから栄養アプローチを行ってね❗
他のオーソモレキュラー療法とケンビックスのオーソモレキュラー療法の違いとは? 世界で初めて分子栄養学に基づいた血液検査を導入したのはケンビックスです!
このサイトでは、オーソモレキュラー療法を受ける際にはケンビックスのオーソモレキュラー療法をオススメしていますよね。
ですが、インターネット上でオーソモレキュラー療法と検索すると、ケンビックスが提供しているオーソモレキュラー療法以外にも、様々なクリニックが血液検査などを提供していることが分かります。
その中でも、なぜケンビックスのオーソモレキュラー療法がオススメなのでしょうか?
ケンビックスを選ぶ理由は何故なのでしょうか?
実は、日本でのオーソモレキュラー療法を確立したのはケンビックスが最初です。現在、オーソモレキュラー療法を提供しているクリニックは、元々ケンビックスから学んで独立したところが多いのです。有名な所としては、M先生が提供しているオーソモレキュラー療法で、こちらは一般の方にオーソモレキュラー療法を提供する以外にも、医師向けや栄養カウンセラー向けに資格ビジネスも手がけています。
M先生は元々ケンビックスで学び、活動していました。いつしか自分の会社を立ち上げることを目指すようになり、やがて独自の理論を融合させて独立したものが、インターネット上で多く見かけるオーソモレキュラー療法です。(独立後、M先生のオーソモレキュラー療法とケンビックスのオーソモレキュラー療法は全く関係ありません)
現在では数百のクリニックと提携するに至り、大々的に活動を行っています。医師向けに分子栄養学の講座や資格などを提供していることから、M先生の元で分子栄養学を学んだ医師も多くなってきました。
しかし、その元々の基礎理論はM先生がケンビックスで学んだ物です。M先生自体はケンビックスから学んだことをひた隠しにしているため、もともとM先生がケンビックスで活動していたことはあまり知られていません。
加えて、M先生が行っているオーソモレキュラー療法は、過剰な糖質制限をさせるなど独自理論を組み合わせたものです。扱っているサプリメントに関しても、元々ケンビックスで作っていたサプリメントのレシピを参考にしたもので、決して質が良いとは言えません。
このように、現在大々的に分子栄養学やオーソモレキュラー療法を行っている所のルーツを探ってみると、元々がケンビックスで学んだり活動していた方が行っている所が多いのです。
ですので、オーソモレキュラー療法を受ける際は、独自理論などが組み合わされていない正統なオーソモレキュラー療法を受けて頂くのがオススメです。特にケンビックスでは、分子栄養学に基づく血液検査を世界で最初に導入したこともあり、「歴史と実績」が段違いです。このことからも、オーソモレキュラー療法を受ける際は、「歴史と実績」があるところで受けて頂くことが大切です。
ここで、少し分子栄養学の歴史とケンビックスの歴史についてお話ししましょう。
分子栄養学の誕生は、20世紀後半に2名の科学者であるライナス・ポーリング博士とエイブラム・ホッファー博士により確立されました。このお二人は、どちらもノーベル賞受賞者です。
ポーリング博士は、鎌状赤血球症という病気の背景にヘモグロビン分子の異常が潜んでいることを発見し「生体内の分子の乱れが病気の発症に関与しているのではないか」と考えるようになりました。その後、自身の研究を通じて分子病という新たな病気の概念を確立したことで知られています。
ホッファー博士は、統合失調症の治療にはナイアシン(ビタミンB3)の多量投与が有効であると発表。この発表はポーリング博士に「ビタミンのような生体内に元々存在する物質が不足したり、そのバランスが乱れたりすることで病気の発症に至る」という現在の分子栄養学の基礎となる考えをもたらし、分子栄養学誕生の重要な布石となりました。
この分子栄養学に感銘を受け、ポーリング博士やホッファー博士から直接分子栄養学を学んだのが、ケンビックスの会長である故・金子雅俊先生です。金子雅俊先生は、アメリカに渡って直接ポーリング博士から分子栄養学を学びました。
金子雅俊先生は、この分子栄養学を日本でも広めようと決意します。しかし、当時の世間では栄養素の働きについての理解が全くなく、分子栄養学を広める活動は困難を極めました。
その時にポーリング博士から助言を受けたのが「分子栄養学を説くなら家庭の健康を管理している主婦に伝えなさい」という言葉です。故・金子雅俊先生はその教えに従い、主婦を集めて健康自主管理を目的とした分子栄養学の勉強会「金子塾」を開催しました。
この金子塾を起点とする健康自主管理運動は、Know Your Body運動(KYB運動)とよばれ、草の根運動的に全国に展開していきます。これが、KYBクラブの原点です。
その後、アメリカでは1994年に健康補助食品健康教育法が制定されます。健康補助食品健康教育法では、「一部の栄養素や栄養補助食品の摂取は、ガンや心臓病、骨粗しょう症などの慢性疾患を予防する可能性がある」という一分が盛り込まれました。
この法律により、「栄養アプローチが病気の予防に役立つ」という事が認められ、栄養補助食品に健康増進や疾病の予防のための積極的な役割が与えられたという点で、分子栄養学の普及と発展の為の大きな一歩となったのです。
その後、故・金子雅俊先生は、生体内で欠乏している栄養素を判断するためのツールとして、世界で初めて分子栄養学に基づいた血液検査を導入し、分子栄養学的アプローチによるエビデンスの集積を行っていきました。
血液には私達が食べた食べ物などから吸収した栄養素や、それを代謝して産生された酵素などの代謝産物が含まれています。このことから、血液中の成分を調べることによって身体の健康状態や栄養状態を正確に把握することが可能です。
故・金子雅俊先生は、この仕組みを利用して分子栄養学に基づく全血液検査項目セットを考案します。この全血液検査項目セットは、全身の健康・栄養状態を数値として客観的に把握することを可能にしました。現在日本で行われているオーソモレキュラー療法の血液検査は、この全血液検査項目セットが元になっています。
そして、この血液検査項目セットは、分子栄養学の必要性と有用性を一般国民や医師に示し、日本の分子栄養学の普及と発展に大きく発展しました。
その後、世界中の名だたる科学者達の助力を得て、次々に栄養改善効果を立証していきます。
例えば、ヘリコバクター・ピロリ菌を発見し、ノーベル生理学・医学賞を受賞したバリー・マーシャル博士からの教えを活かし、ケンビックスではKYB運動開始初期(ピロリ菌の除菌が保険適用になる前)からHp抗体やPG1/2の血液検査とピロリ菌除菌治療を取り入れていました。その結果、多くの方がピロリ菌除菌により栄養状態が上昇し、栄養状態の改善効果を立証しています。
また、今では隠れ鉄欠乏貧血の指標としてなじみの深い「血清フェリチン値」も、カットオフ値を初めて設定したのはケンビックスです。ケンビックスでは、KYB運動を開始した当初から、フェリチン値のみが低値を示す潜在性鉄欠乏性貧血に着目していました。潜在性鉄欠乏性貧血を抱えている方にフェリチン値の改善を積極的に行った結果、多くの方が状態改善を実感しています。
このように、オーソモレキュラー療法の血液検査を世界で初めて導入したのはケンビックスであり、その歴史には確かな実績があります。
現在では至る所でオーソモレキュラー療法の血液検査が行われていますが、これらは元々ケンビックスが考案した全血液検査項目セットを元に行われているものです。しかし、一部のクリニックでは独自理論の融合や解析方法などを加えられていることもあり、元々の分子栄養学からズレてしまっている所も多くなってきました。
このような元々の分子栄養学からズレてしまっている所や、経験や実績、歴史が全くない所でのオーソモレキュラー療法では、むしろ体調を悪くしてしまう恐れがあるために注意が必要です。また、いくらクリニックが行っていたとしても、分子栄養学やオーソモレキュラー療法に精通しているとは限りません。
このことからも、オーソモレキュラー療法を受ける際は信頼と実績、歴史があるケンビックスで受けて頂くのがオススメです。
ケンビックスのオーソモレキュラー療法がオススメな理由
- ケンビックスには、分子栄養学に関する歴史と実績がある
- SIBOやリーキーガット症候群検査を含めたオプション検査が揃っている
- 分子栄養学実践用サプリメントのラインナップが豊富
- サプリメントの品質、安全性が高い
- 分子栄養学に精通した専門医が一人一人にレポートを作成している
- 栄養相談が無料で受けられる
- 分子栄養学に関する勉強会を定期的に開催している
- 保険診療の検査結果も持ち込み可能
- 無料サポートが付いている
インターネットではまだまだ情報が少ないけど、オーソモレキュラー療法を受けるならケンビックスがオススメだよ❗
自分の健康は自分で守る!健康自主管理の重要性
さて、ここまでは「なんちゃって分子栄養学の危険性」や質の良いサプリメントを使用する重要性、オーソモレキュラー療法の血液検査を受ける重要性について解説してきました。
これらに加えて、オーソモレキュラー療法を実践する上で重要な事がもう一つあります。それが、「自ら分子栄養学を学び、自ら実践していくこと」です。
通常、医療を受ける際は、お医者さんに悪いところを見て貰って、何かしらの治療を受けたり薬を処方して貰ったりしますよね。どちらかというと医者任せで、自分の病気がどうやって発症したのか、どうやって治していくのかについては自分自身であまり勉強しません。医師に言われるまま、何も考えずに薬を飲むといった感じです。
オーソモレキュラー療法についても同じような印象を持っている方が多く、検査を受けて医師に言われるままサプリメントを飲む療法だと思うかも知れません。
しかし、オーソモレキュラー療法は現代医療のように医者任せにする療法とは全く異なります。そもそもオーソモレキュラー療法で行う血液検査は「病気の予測」や「病気の予防」「栄養状態の把握」を目的として行うものですので、一人一人が健康に対する知識や意識を高め、自主的に行っていく事が重要です。
いくら良いサプリメントがあったとしても、素晴らしい検査を受けたとしても、あなた自身がこの検査を受ける意味やサプリメントを飲む意味が分からなければ、オーソモレキュラー療法を続けていくことは難しいでしょう。
また、病気の殆どは生活習慣の乱れや食生活の乱れにあります。これらを意識して正していくことも、あなた自身にしか出来ない事です。
つまり、真の健康とは医者や他人から与えられるものではなく、自分自身の努力によって積極的に向上させていくものなのです。そのためには、自ら分子栄養学を学び、自ら実践していけるようになる事が欠かせません。
例えば、ケンビックスのオーソモレキュラー療法では、血液検査を受けると専門医が解析してレポートにまとめてくれます。その後の栄養相談も無料ですし、サポートも無料です。何か分からないことがありましたら何でも相談してください。
ですが、いずれは自分の血液検査結果は自分で読めるようになる必要があります。分子栄養学の実践方法についても、自ら学び、工夫して行っていけるようになる事が大切です。
なぜなら、分子栄養学やオーソモレキュラー療法を実践するのは、私達では無くあなた自身だからです。私達はあくまでもサポーターであり、情報提供や健康自主管理のお手伝いをする事しか出来ません。
レポートには、どの栄養素をどれくらい摂ったら良いのかや、あなたの体のどこに異常があるかを教えてくれます。栄養相談や無料サポートでは、どのような食事をしたら良いかや、サプリメントの飲み方などについてのアドバイスも受けられます。
しかし、どんなに素晴らしいアドバイスでも、あなた自身が理解し、実践しなければ全くの無意味です。人は、理解できないものや知識が無いものについては、積極的に行おうとしません。このため、最終的にオーソモレキュラー療法を実践できるかどうかは、あなた自身の意識と知識にかかっています。
分子栄養学は、生体内での栄養素の働きを分子レベルで解明する学問です。分子栄養学をしっかり学べば、体内で不足している栄養素や、どの栄養素をどれくらい摂ったら良いのかが分かります。
分子栄養学を理解し、実践すればするほど、自分の身体は自分で守れるようになるのです。
その為にも、オーソモレキュラー療法を受ける際は、医者任せや他人任せにせず、自ら分子栄養学を学び、実践していくようにしましょう。私達が、そのお手伝いを致します。
担当専門家紹介
正規KYBパートナー
春木 敏徳(はるき としのり)
分子栄養療法ナビ管理人
ニックネーム「はる かおる」
幼少期からの虐待と学校でのいじめによりPTSDとうつ病を発症。その後10年以上も心療内科で薬物治療を行うが治らず、一時期は生活保護を受けるまで経済的に困窮した。ある日分子栄養学に出会い、地道に栄養療法を開始。その後見事うつヌケを果たした。栄養相談では、幅広い分子栄養学の知識に加え、自身の経験を活かした的確なアドバイスを得意とする。
私が、あなたの健康自主管理運動をお手伝い致します❗
はじめまして、正規KYBパートナーのはる かおるです。
僕自身、過去にうつ病で苦しんでいた時期がありましたが、分子栄養学を地道に実践したことで完治を果たしました。現在は分子栄養学に精通し、正規KYBパートナーとして活動しています。
僕が分子栄養学の知識を深めるにつれて分かったことは、ネット上には様々な分子栄養学に関する情報が蔓延し、独自理論を組み合わせた「なんちゃって分子栄養学」が一人歩きしていることです。中には、分子栄養学をかじった程度の人が自信満々に分子栄養学に関する間違った情報を発信している場合や、医者でもないのに血液検査の結果を独自に解析し、サプリメントや食事のアドバイスをするなど違法な栄養療法を提供しているカウンセラーを見かけます。このような間違った分子栄養学により、逆に体調不良に陥ってしまう方が増えてきました。(そのような人がこちらに駆け込んできます)
例えば、自身の消化能力をきちんと調べずに大量のプロテインを飲んだ結果、逆にお腹の調子を壊してしまったり、アミノ酸キレート鉄を飲み過ぎたせいでフェリチン値を含めた血液検査の数値がおかしくなってしまったり。また、様々な情報を読み漁った結果、摂取するサプリの種類や量が増え続け、何が正しくて何が間違っているのか分からなくなっている方もいます。
このような間違った分子栄養学の被害に遭ってしまう人を一人でも減らすためにも、この「分子栄養療法ナビ」というサイトを開設し、日々正確な分子栄養学に関する情報発信を頑張っています。栄養相談では、幅広い分子栄養学の知識に加え、今までの経験や得意分野を活かした的確なアドバイスをご提供致します。
僕が皆さんの分子栄養学実践をサポートするよ。
困ったことがあったら何でも相談してね。
✔️オーソモレキュラー療法の流れ
オーソモレキュラー療法を受けるに当たって、まずはオーソモレキュラー療法とは一体どのような療法なのか、分子整合栄養学とはどのようなものかについて、当サイトのコンテンツでじっくり学んでください。
分子整合栄養学をぶことは、身体の仕組みや栄養素がどのように働いているかを理解する上で非常に重要です。栄養素の働きについての理解が無ければ、なぜその栄養素が必要なのか、なぜ血液検査を受けなければならないのかも理解できません。まずは、分子整合栄養学についてしっかり学んでおきましょう。
オーソモレキュラー療法や分子栄養学についてご納得頂けましたら、検査対応クリニックや検査概要、検査料金をご確認の上、お申し込み下さい。検査対応クリニックまたは検査料金のページにつきましては、パスワード保護がかけてあります。パスワードは、LINEの友達登録後にご案内しております。
LINEの友達登録は、下記お申し込みページからご登録ください。
お申し込み完了後、こちらから検査に必要な手続きをご案内いたします。内容をよくご確認の上、必要事項に署名の上ご返送ください。
検査予約は承諾書をこちらにご返送頂いてから起算して、最短で一週間後から可能です。検査予約日のご希望は2週間程度の余裕を持った日時をご記入ください。
また、初回検査を受ける方はK01の基本検査とK15のタンパク質消化能力検査を受けて頂くのがおすすめです。胃の検査を受けて頂くことでタンパク質の消化能力が分かり、最適なプロテインの種類や栄養アプローチ方法が分かります。
書類がこちらに届き次第、内容を確認して予約させて頂きます。また、場合によっては追加の検査をオススメする場合や、必要に応じてカウンセリングを行わせて頂く場合が御座います。
加えて、ご希望の検査項目やご希望のクリニックによっては、別途日程の調節やクリニックの変更をお願いすることが御座います。予めご了承ください。
血液検査の予約がとれましたら、検査日までに唾液検査キットと検査依頼書がケンビックスから送られてきます。検査依頼書につきましては、KYBクリニック以外のクリニックをお申し込みの場合のみ同封されています。
K01基本検査を受けられる方は、検査当日に同封の案内に従って朝歯磨き前に唾液を採取してください。また、採取した唾液は保冷バックで保管し、血液検査を受けるクリニックまでご持参ください。
K01基本検査を受ける方は、検査項目に影響を与えるため検査12時間前からサプリメントを含めて絶食となります。ただし、お薬を服用の方は医師の処方に従って服用してください。また、脱水予防のために水分はこまめに補給してください。
クリニックによっては検査予約日時に時間指定がある場合が御座います。その際は遅れずにご来院ください。
検査日以降から、オンラインで栄養相談シートの入力が可能になります。当日の状態も含めて、忘れず入力を行って下さい。
採血が無事に終了し、栄養相談シートの入力が完了しましたら、ケンビックスからレポートが送られてくるまでお待ちください。レポートの完成にはおよそ2週間〜3週間程度かかります。出来上がったレポートは、電子データとして会員サイトもしくは「ミラレル」アプリから閲覧可能です。
レポートが届きましたら、ご希望に応じて栄養相談を致します。担当の専門家またはケンビックスのカウンセラーがレポートの解説やカウンセリングを致しますので、お気軽にお申し込み下さい。栄養相談に関する費用は無料です。
栄養相談では、サプリメントの粒が苦手や粉が苦手など、その方の好みや状態に合わせてより踏み込んだ栄養アドバイスをご提供しております。また、予算やご希望に合わせての栄養アドバイスも致しますので、是非ご検討ください。詳しくは、LINEにてご案内いたします。
栄養療法の方針が決まりましたら、いよいよオーソモレキュラー療法の開始です。レポートに記載された栄養アドバイスや栄養相談の内容を参考に、ご自身に必要な栄養素を補っていきましょう。
使用するサプリメントについては、分子栄養学実践用に設計・開発されたケンビックスシリーズをご使用下さい。ケンビックスシリーズは、こちらのショップサイトからご注文頂けます。また、各種キャンペーンや割引も御座います。詳しくはお申し込み時、栄養相談時にご相談ください。
オーソモレキュラー療法では、一度検査を受けて栄養アプローチが決まったとしても、その栄養アプローチをずっと続けていればよいわけではありません。身体の状態は日々変化しますし、不足している栄養素をしっかりと補っていけば、徐々に血液検査の結果も変わってきます。
また、体内で栄養が整ってくるにつれて、今までマスクされていた検査項目や疾病が新たに分かってくる場合もあります。この事からも、最低でも1年から半年程度の間隔で定期的に血液検査を受け、アプローチの見直しを行いましょう。アプローチを見直すことで、より自身に合った栄養アプローチを行う事が可能です。
そして、オーソモレキュラー療法では何よりも継続することが大切です。最低でも3年以上は続けるようにしましょう。オーソモレキュラー療法で用いるサプリメントは薬ではありませんので、すぐには結果が出ません。焦らずコツコツと補給し続けていくことが大切です。
例えば、この図はヘム鉄摂取年数と血清フェリチン値の平均推移をグラフにした物です。男女ともにケンビックスのヘム鉄を一日あたり45mg摂取して頂いた結果、1年後には僅かな上昇しか見られませんでしたが、5年後にはそのほぼ倍となる数値まで上昇しました。
この事から、栄養療法では継続することが何よりも重要です。栄養療法を1年〜2年程度行っただけでは、大きな改善は見られません。また、数値が上昇しても止めたらまた下がります。血中濃度を下げないためにも、継続して摂取を続けることが大切です。
この継続こそが、健康自主管理運動で最も重要な基本になります。健康管理を医者任せにしないためにも、分子栄養学は一生実践していく覚悟で続けて下さい。
✔️血液検査を受けるに当たっての注意事項
- K01基本検査を受ける方は、検査項目に影響を与えるため検査12時間前からサプリメントを含めて絶食となります。ただし、お薬を服用の方は医師の処方に従って服用してください。また、脱水予防のために水分はこまめに補給してください。
- 基本検査の中には唾液検査も含まれています。採血の前日までに唾液検査キットが送られてきますので、検査当日の朝歯磨き前に唾液を採取してください。また、採取した唾液は保冷バックで保管し、血液検査を受けるクリニックまでご持参ください。
- KYBクリニック以外のクリニックでは、唾液検査キットに加えて検査依頼書が同封されています。こちらも、採取した唾液検査キットに加えて必ずご持参ください。
- 血液検査の予約時間帯は、基本的に午前中の朝早い時間帯となります。午後からの検査予約も可能ですが、ホルモンの変化などで数値に変化が生じるためオススメしていません。
また、検査日は絶食となる事から、なるべく朝早く受けて頂く事をオススメします。 - 血液検査のキャンセルはクリニックにご迷惑がかかるためなるべくご遠慮ください。無断キャンセルや何度もキャンセルが続いた場合は、今後の血液検査を一切お断りさせていただきます。
オーソモレキュラー療法では、2回目の検査からが本当のスタートラインだよ❗最初の検査ではマスクされて分からなかった部分が、2回目の検査で明らかになってくることが多いんだ。
適切な栄養アプローチを行うためにも、必ず定期的な検査を受けるようにしてね❗
他にもある、オーソモレキュラー療法を受けるメリット
ケンビックスでは、血液検査や解析レポートの発行以外にも、分子栄養学を学べる講演会や勉強会も無料で開催しています。
ケンビックスのオーソモレキュラー療法を受けることであなたが得られること
- 分子栄養学について無料で学ぶことが出来る
- 分子栄養学についての正しい知識が得られる
- 分子栄養学に基づく血液検査などが受けられる
- 栄養相談、サポートが無料で受けられる
- 定期的に開催される各種勉強会に無料で参加出来る
- 分子栄養学に関する専門書が購入出来る
- 分子栄養学の知識をもっと深める金子塾に参加出来る
- 分子栄養学実践用サプリメントの購入が出来る
オーソモレキュラー療法の実践は、単に血液検査を受けて足りない栄養素を補給するだけで無く、分子整合栄養学を自ら学んでいくことも重要だよ❗「なぜこの数値が下がるのか❓」「なぜこのサプリメントが必要なのか❓」が理解できて、初めて栄養療法の必要性が分かる。まずはしっかり分子整合栄養学について学んでみてね。
気になる料金は?
分子栄養学について格安で学べて、検査費用もここまで安いところは他には無いよ❗オマケに栄養相談も無料❗やる気がある人にとっては、最高の条件だね❗
オーソモレキュラー療法を効果的に受けるポイント、成功のポイント
- 分子栄養学については、面倒くさがらずしっかり学ぶ
- 検査はしっかり受ける。
(特にタンパク質の消化能力を知るK15は重要!) - サプリメントは薬の代わりにはならないことを理解しておく
- とにかく早く始める。今すぐ始める。
(若い方が身体の修復が早い。歳を取るほど修復能力が低下する) - 毎月のお金の使い道は、健康に関する支出を最優先に使っていく
- 毎月、健康のために使うお金は予めよけておく
- オーソモレキュラー療法はすべての病気が治る万能薬では無いと心得る
- すぐに結果は出ないと心得る
- 中途半端に取り組まない。やれるところは全部一気にアプローチする
(至適量を補給する重要性) - 結果を焦らない(栄養療法は急がば回れ)
- 自ら分子栄養学を学び、実践できるようになる(健康を他人任せにしない)
- ケンビックスの分子栄養学以外の余計な情報収集はしない
(間違った情報が多く、自分に合った情報とは限らない) - サプリメントだけに頼らず生活習慣も改善する
- 一度はじめたら最後までやり通す(途中で止めるとすべてがパー)
- 健康自主管理は一生続けること❗
「いつまで続けよう」「いつ止めよう」とは考えないように❗
栄養療法は、途中で止めるのが一番勿体ないよ❗
毎月一定額を健康に対する投資と考えて、淡々と投資し続けるのが良いね。この時、お金を使う優先順位は健康を一番上に持って来るのがポイント。健康は生活習慣そのものだから、嗜好品など余計な物にお金を使うほど不健康になりやすい。それを我慢して、まずは健康に投資することが重要だね❗
うれしい声が続々!当方の推奨するオーソモレキュラー療法を受けた方から頂いた声
頂いた嬉しい声は他にもまだまだ沢山あるよ❗
次は是非あなた自身で確かめてみてね❗
オーソモレキュラー療法はこのような方にオススメ
- 今後も分子栄養学を学んでいきたい方
- 自主的な健康管理を継続できる方
- 現在の身体の状態をきちんと知りたい方
- 質の良いサプリメントでアプローチしたい方
- 毎月一定額を健康に投資できる方
- ケンビックスやケンビックスの製品が好きな方
- ケンビックスの活動を応援したい方
- すぐに結果が出なくてもコツコツと継続できる方
- 一人で栄養療法を行うのが不安な方
- 定期的に経過観察をしてしっかりと結果を出したい方
健康の自主管理は一生続くよ❗自身の健康管理を医者に頼らず行いたい方、分子栄養学を一生学んでいきたい方、実践していきたい方、すぐに結果を求めずコツコツと継続できる人にオススメだよ。あとは、ケンビックスシリーズのクオリティの高さを知ることも分子栄養学を実践する上では重要だね。
逆に、次のような人にはオススメしていないよ❗
オーソモレキュラー療法をオススメしない方
- 手っ取り早く不調を治したいと思っている方
- 自身の健康管理について工夫できない、したくない方
- お金をかけずに健康を手に入れたいとお考えの方
- すぐに結果を求める方
- 食事だけで栄養療法を行っていきたい方
- 自分では努力せず、他人に治して貰おうと思っている方
- ケンビックスのサプリメントなんか使いたくないと思っている方
途中で止めてしまうなら、それは最初からやってないことと同じ事。それなら始めから手を出さない方がお金も時間も無駄にせず済む。途中で止めそうだなと思うなら、最初からやらない方が良いよ❗
Q&A よくある質問
検査・オーソモレキュラー療法について
サプリメント・アレルギー、栄養相談について
その他・ケンビックスについて
- ケンビックスのオーソモレキュラー療法と、他のオーソモレキュラー療法との違いはなんですか?
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ケンビックスのオーソモレキュラー療法と他のオーソモレキュラー療法では、歴史も実績も圧倒的に違います。
ケンビックスでは、2024年に創立40周年を迎えます。創立時に、世界ではじめて分子栄養学に基づいた血液検査を導入したのがケンビックスの創業者である故金子雅俊先生です。この同時期から、ケンビックスではフェリチン値のカットオフラインの設定や、ピロリ菌の除菌が保険診療になる前からピロリ菌除菌の重要性を唱えていました。
例えば、通常の貧血検査では、 ヘモグロビンやヘマトクリットの数値のみで貧血の診断をしています。 これに対して、KYB運動を開始した当初から フェリチン値のみが低値を示す潜在性鉄欠乏性貧血に着目していました。現在のオーソモレキュラー療法では、ケンビックスが設定したフェリチン値のカットオフラインが潜在性鉄欠乏性貧血かどうかを判断する基準になっています。
また、血清フェリチン値同様に、KYB運動開始初期より Hp抗体、PGI/IIの血液検査を取り入れて 胃病変(胃・十二指腸潰瘍。慢性萎縮胃炎・胃癌)の スクリーニングをしておりました。まだピロリ菌の除菌が保険診療になる前からピロリ菌除菌の重要性を訴え続け、ピロリ菌の除菌が保険診療として適用される際には、ケンビックスの功績が大きく関わっています。(ピロリ菌の除菌が保険適用になったのは2000年からです)
マーシャル博士と金子雅俊先生。ピロリ菌が保険適用になる際には、ケンビックスの活動が大きく貢献した。 それから、ケンビックスでは分子栄養学の提唱者であるライナスポーリング博士やエイブラムホッファー博士、ピロリ菌の発見で功績を残したバリーマーシャル博士など様々な偉人達との交流があります。現在でもその交流は続いており、不定期ですが来日公演や海外公演などが開催されています。
また、分子整合栄養医学の先駆けである故金子雅俊先生は数々の表彰も受賞しており、日本で初めて分子整合医学最優秀ドクター賞と国際分子整合医学界の殿堂入りを果たしたのは故・金子雅俊先生です。
分子栄養学を生み出した偉人達との交流の様子。特に分子栄養学の先駆けであるポーリング博士とホッファー博士とは交流が深かった 1986年に神戸で行われたライナスポーリング博士来日記念公演帰りの様子。ポーリング博士が手に持っている物はケンビックスのビタミンC製品。 上の写真は、1986年に神戸で行われたライナスポーリング博士来日記念公演の帰りの様子です。ポーリング博士が手に持っている物は、当時新しくできたばかりのケンビックスのビタミンC製品です。ポーリング博士は、常々「栄養学ではビタミンCだけ摂れば良いと言われているけどそうじゃないんだよ。ビタミンCを働かせるにはビタミンBも絶対一緒に摂らなければならない」と仰っていました。
このようなポーリング博士の教えを受けて設計、開発されたのがケンビックスのビタミンC製品です。ケンビックスのビタミンC製品では、ビタミンCがしっかりと働けるよう、ビタミンBやビタミンPなどが配合されています。また、有効成分や品質を保つために高品質な原材料を使用し、厳格な製造管理体制のもと製造されています。
高濃度ビタミンC点滴で有名なロナルド・ハニハイキ博士来日記念講演会の様子。後ろに写るのは当時ケンビックスで活動していたM医師。 現在ではオーソモレキュラー療法を提供している様々なクリニックやサービスがありますが、その内の大半がケンビックスから学んだ医師が独立して行っているものです。
中には元々の分子栄養学から外れ、独自の理論を融合させた亜流の分子栄養学やオーソモレキュラー療法を広めている人も多くなってきています。このようなオーソモレキュラー療法では、基礎理論である分子整合栄養学からかけ離れていることに加えて、独自のサプリメントや海外製のサプリメントを用いて行っている場合が大半です。現在では素人でも委託製造によって簡単にサプリメントが製造できることから、分子栄養学に絡めて営利目的でサプリメントを販売する人も増えてきました。
分子栄養学とサプリメントの開発は「生物学」と「基礎科学」などを元にした専門知識が必要ですので、たとえ医者であったとしてもサプリメントの製造に関しては素人です。分子栄養学で用いるサプリメントは、生物学や基礎科学などを熟知した専門家でなければ到底作る事は出来ません。
ケンビックスでは、長年の血液検査データの蓄積や、専門家によるサプリメントの設計・製造に加え、多くの方が長年ケンビックスのサプリメントを摂取していても安全だったことが確認されています。
オーソモレキュラー療法を行う際は、このような実績と歴史を持ったところで受けて頂くことが大切です。他に気になるオーソモレキュラー療法がありましたら、是非そちらの歴史と実績を調べ、ケンビックスと比べてみてください。
- ケンビックスのオーソモレキュラー療法では、医師に相談することは出来ますか?
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はい、可能です。
ケンビックスでは、内科を担当する田畑医師や、リウマチ専門医である金子俊之医師が常駐しております。相談する際は有料(30分3,300円)になりますが、ご希望でしたら医師に相談することも可能です。相談方法は、対面もしくはZOOMなどリモートでの相談に対応しています。
- 現在別のクリニックで病気の治療中です。ケンビックスがオススメする病院を紹介して貰うことは可能ですか?
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はい、可能です。
ケンビックスでは、消化器内科や歯科、リウマチ科など様々なクリニックや病院と提携しております。これらクリニックのお近くにお住まいでしたら、病態にもよりますが紹介することも可能です。
例えば、ピロリ菌の抗体反応が出た場合はピロリ菌の除菌に強いクリニックを、リウマチで治療中の方であれば、金子俊之先生が担当する順天堂大学病院などにご紹介可能です。詳しくはお申し込み時にご相談ください。
- KYB運とは一体なんですか?どのような活動ですか?
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KYB運動は、自分自身の健康は自分で守るという健康自主管理を目的とした活動を行っていくことです。
真の健康とは、誰かに与えられたり誰かに治して貰うのではなく、ご自身で学んで頂き、実践して頂く事で初めて得られるものです。例えば、二型糖尿病や肥満などは遺伝的な体質もありますが、その殆どが食生活や運動不足を含めた生活習慣が原因です。
肥満や二型糖尿病を改善させるためには、適切な食事内容に改善しようという意識や、運動しようという意識に加え、これらを適切に行えるだけの栄養に対する知識が欠かせません。無闇な食事制限や間違った運動を行ってしまうと、むしろ逆に太りやすくなったり、糖尿病が悪化したりしてしまうこともあります。
また、最近では糖尿病治療薬や肥満の治療を目的とした薬も開発されてきました。これらは簡単に痩せられたり血糖値をコントロールすることが出来ますが、その効果とは反対に重度の低血糖症に陥るなど命の危険性を伴った副作用もあります。
病態によってはこれら薬を使うことも時には必要になる事もありますが、基本的にはこのような薬に頼り切るのでは無く、ご自身が意識して生活習慣の改善や健康管理を行っていくことが重要です。
KYB運動では、自ら分子栄養学を学び、このような健康自主管理を行っていく活動のことです。当サイトでは、KYB運動を行っていくために必要な分子栄養学の知識の提供や、情報を発信しております。
これら情報から分子栄養学を学び、オーソモレキュラー療法の血液検査を定期的に受けたり、栄養アプローチを定期的に見直して実践し続けることも健康自主管理運動(KYB運動)の一環です。
- KYBパートナーとは一体なんですか? 後からKYBパートナーを変える事は出来ますか?
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KYBパートナーとは、分子整合栄養学、身体における栄養素の働きについて深く理解し、皆様一人一人に合わせた分子整合栄養学的アドバイスを行える知識をもった方の事です。
当方では、分子整合栄養学やオーソモレキュラー療法を実践する皆様に対し、KYBパートナーがそのサポートをさせて頂いております。主に、血液検査の予約や日々の体調に関する相談、レポートを元にした栄養アドバイス、ケンビックスサプリメントの手配など、そのサポート範囲は多岐にわたります。
これらサポートはケンビックスからKYBパートナーに一任されていますので、KYB運動に関する事についてはすべてKYBパートナーを通して行って頂く事が必要です。
また、KYBパートナーを後から変更することは可能ですが、基本的に後からKYBパートナー変更する事はオススメしません。それぞれのKYBパートナーにはやり方の違いや方針の違いなどもあり、カウンセリングが有料になる、会員割引が適用されない、サポートが全くないなどやり方には違いがあります。
特に理由が無い場合は、こちらを通してお申し込み頂くのがオススメです。
- オーソモレキュラー療法を受けたら、何か勧誘をされたり、押し売りされますか?
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オーソモレキュラー療法を受けた方に、何か別のサービスを勧誘したり、押し売りしたりすることは一切御座いません。
また、ケンビックス製品についても健康自主管理運動の観点からご自身で必要なサプリメントを選び、ご自身で必要な分だけ購入して頂く事が重要だと考えています。
栄養相談についても、基本的にこちらから話しかける事は御座いませんし、栄養アドバイスをするにしても強制では御座いません。
基本的に血液検査や栄養相談を受けられた後は、日々分子栄養学に対する知識を学んで頂き、分からない所に関してはQ&A方式による栄養相談でサポート致します。
- 家族や友⼈を紹介すると何か特典がありますか?
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ご家族やお友達などのご紹介によって何か特典や報酬が発生する事は一切ございません。
将来に備えるオプティマムヘルス。健康の自主管理は、気がついたときにスタートするのが最高のタイミングです!
現代では医療技術が発達し、人生100年時代と呼ばれるまでになりました。しかし、100歳まで健康的に生きられる人はそれほど多くありません。大半の人は、何かしらの病気を抱え、延命措置に延命措置を重ね、病院のベッドの上で何とか生きながらえているといったような状態です。
どんなに寿命が延びたとしても、やはり70歳を超えたら人生の終盤です。足腰も弱ってきますし、身体の修復力も病気の抵抗力も落ちてきます。20歳から数えて、たった50年くらいしか健康的な期間はありません。人間が健康でいられる期間はそれほど長くないのです。
ただ、この健康寿命は一人一人の意識や健康に対する知識の量によって増やしていく事は可能です。できれば、家族や子供にも迷惑をかけず、やりたいことをやりたいだけやって健康的な毎日を過ごしたいですよね。
- あなたは、病院のベッドの上で寝たきりの人生でも満足ですか?
- あなたが体調を崩したら、困ってしまう人は誰ですか?
- 人生で他にやり残したことはありませんか?
健康は一日一日の積み重ねであり、若いときからスタートした方が断然有利です。病気になってから、体調を崩してから慌てても、そう簡単に健康は手には入りません。
だからこそ、健康自主管理は今すぐ始めましょう。健康自主管理運動は、気がついたときに今すぐに始めるのが最高のタイミングです。幸い、あなたは分子栄養学が学べるサイトも、オーソモレキュラー療法についても知っています。始めるなら、今が最高のタイミングです。
オーソモレキュラー療法で体調が良くなる人に共通すること
- クヨクヨ悩まずスグに実践する
- 素直にアドバイスを実践する
- 毎月一定額をサプリメントに使っている
- ケンビックス以外のサプリメントを混ぜていない
- ネットから変な健康情報を収集しない
- ネットから得た変な健康情報を実践しない
- 1年〜3年以上、ずっと継続している
- 自ら分子栄養学を学び、自ら実践している
あなたが上記の条件に当てはまりそうなら、今すぐオーソモレキュラー療法をスタートして下さい。分子栄養学を実践することで、最高の未来を掴めるチャンスがあります。
当サイトでは、分子栄養学を通じで自分の健康は自分で守るお手伝いをしています。あなたも今すぐ健康自主管理運動を実践し、最終的には日々の体調、状態に合わせて自分で栄養アプローチを実践できるようになりましょう。
あなたの健康と幸せを心から願っています。
体は食べたものでつくられる。
by 北原照久氏
心は聞いた言葉でつくられる。
未来は話した言葉でつくられる。